2010/4/21 水曜日

カンボジア学校視察①

昨日の体育祭の模様は、プロのカメラマンさんが入っていたのでその写真をいただいてからアップしますね。

春休みに、 S&Sプロジェクトで寄贈したカンボジアの小学校を、関わった卒業生達が訪問しました。同行した平川からご紹介します。長編なので、二回に分けます。この発表会が今週末土曜午後、カフェテリアで行なわれます。品川ファミリーのみなさん 是非ご覧ください。

3月29日から2泊4日で、昨年3月にS&Sプロジェクト委員会がカンボジアのコンポンチャム州に寄贈した<SJスマイル・コーク・スロラウ小学校>に視察旅行に行って来ました。

参加メンバーは、もとS&Sプロジェクト委員会メンバーの卒業生、五井さん(初代会長)、市川さん、金光さん(2代目会長)、齋藤さん、遠野さん、中島さんです。

 カンボジアといえば、世界遺産でもあるアンコールワットが有名ですが、20世紀後半は苦難の歴史がある国です。

 

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日本を出発して2日目は遺跡や街並みなどの視察、3日目に学校を訪問しました。

S&Sプロジェクトの生徒が『ももたろう』を英訳し、それを現地に送ってクメール語にしてもらっていました。現地でNPOの方から受け取り、小学校を訪問する前夜のホテルで日本から持参した絵本に貼っています。

 

友好のしるしとして、生徒たちが折った千羽鶴も持っていきました。

首都プノンペン郊外です。 開発が進み、これから発展していこうという活気が街にあふれていました。

プノンペンから 2時間半ほど離れた田園地帯です。稲は刈り取られた後の水田。砂糖椰子の木が見えます。

小学校のある地域です。木々(私にはジャングルのように感じました)の間に家が点在し、214家族、1000人以上が生活しています。

家に貼ってあった男女同権という意識を高めるポスター。

SJスマイル小学校の門

学校の全景です 。3教室、先生2名の小さな学校です。114名の児童が、午前と午後の交代制で通っています。

 

教室で児童との対面。OGたちは最初の挨拶から感極まっていました。数年来の思いがきちんと形となっていたこと、自分たちが何かをなし得たことを実感した瞬間だったと思います。 写真を撮りながら私も今までの生徒たちとのさまざまな取り組みが思い起こされました。

つづく。