2010/4/16 金曜日

オリエンテーリング

カテゴリー: その他,行事 — 漆 @ 14:56:40

今朝、雨の中信号待ちをしている生徒達。いつもは通行人の方に配慮して道をあけて並んでいるのですが、傘で幅がとられるため広がり気味です。教頭が、駅との間を行ったり来たりして声をかけています。

私が、特に列からはみ出ている子に声をかけようと近づくと、ほとんど1年生です。上級生のみなさん、新入生は慣れていないので、声をかけてあげてくださいね。

昨日も雨の中、大きな鞄を二つ持って傘を差し、よろよろしながら登校してくる1年生。鉄アレイが入っているのでは?と思うくらいです。

「家で使わない教科書は置いていってもいいのよ」と言いましたが、心配なのでしょう。例年、すぐに要領を掴んできますが、慣れない電車通学の上、雨が降る日は危なそう。一週間の時間割を見て、計画を立て、持ってくるものを分散させた方がいいかもしれません。

さて、そんな新入生が学校に慣れるための行事、オリエンテーリングのご紹介です。
オリエンテーリングと聞くと、屋外の広い場所を連想するでしょう。これは、「校内オリエンテーリング」です。
以前は新入生の校内案内は担任がしていたのですが、人についていったのではなかなか頭に入りません。
「能動的に人生を創る」人を育てたい本校としては、もっと生徒が自主的に動けて楽しい方法はないか?と頭をひねって工夫したのがこの「校内オリエンテーリング」なのです。
1年生だけ見ているとしっかりしてるなと感じますが、上級生が隣でテキパキと動いているのと比べると、「誰からやる?」などと顔を見合わせてモタモタしている感じがなんとも1年生らしくてかわいいです。一方、そのしっかりした上級生の一年生のころを思い出すと、成長したなぁと感じます。
校長室で記念撮影。

 上級生が各ポイントで何をするかを指示してくれます。新入生の様子を見ながら、その場その場でやり方を改善していくので、どんどん動きがスムーズになっていきます。

ささやかなプレゼントを。

「こんにちは」「ありがとうございます」「前を失礼します」最後に部屋を出るときは振り返って挨拶・・・、言われなくても自然にできる子が多いです。お家で小さい頃から身につけた習慣なのでしょう。

ご自宅ではいかがですか?もし、うちの子はちょっと・・・と思われたら、今のうちに繰り返し言ってあげてください。身についたマナーや立ち居振る舞いは、一生の財産になりますから。大人になると注意してくれる人は少なくなりますし。(私自身、作法を知らないで恥ずかしい思いをしたことがあるので心からそう思います)

*講談社に勤務する卒業生から、新作の参考にするための取材をしたいと依頼がありました。様々な機会に在校生に貢献してくれている卒業生です。26日の放課後CAI教室にて。職員室前にプリントが貼ってありますので、協力してくれる生徒は国語科の江頭先生まで。