世界の問題の解決方法が多様化する時代
昨日は午前中は模試会場でミニ説明会を行いました。通常の説明会とは少し話題を変えて、学校選択のこと、これからの教育、お子さんのやる気をどう引き出すかなど、幅広くお話ししました。
午後からはいつもお世話になっている国際支援NPO・JENの20周年記念に参加しました。パネルにはスケーターの安藤美姫さんも参加し、アスリートとして世界を見てきた視点からのお話が聞けました。この会ではかなり収穫がありましたので、またどこかで生徒にシェアしようと思っています。(家に戻ったらもうすぐ日付の変わる時刻(>_<)
事務局長の木山さんのお話の中で印象に残ったのは、「今、世界の諸問題の解決方法は多様化しており、すべての人が行動することが求められている」という言葉です。これまでは本校では寄付や募金など、間接的にJENを支援してきましたが、中高生も小さな一歩を踏み出して行動することが必要だと感じました。
そんな余韻の残る今朝、昨日までシンガポールに行っていた5年生のチームが報告に来てくれました。SGHの課題研究の一つとして家庭科で行っているチャレンジベースドラーニングの発表でコルベ校の生徒、シンガポールの生徒と交流をしてきました。
それぞれの国で問題を発見し、その解決方法をともに考えるコラボですが、初めは英語がおぼつかないこともあり、積極的に参加できず、打ちのめされたそうです。(引率教員によれば、悔し涙を流している子もいたとか)
しかし、勇気を出してコミュニケーションを取り、最終日には友人として交流ができるまでになったそうです。
これからは国境を越え、地球規模で問題解決にあたる時代。この経験をみんなにシェアし、明日からの行動につなげていってくれると思います。