短所と長所は根っこが同じ
文化祭に多くの卒業生が来て、その後の成長、変化に驚くことが沢山ありました。
こういうときにしみじみ思うのは、「短所と長所は根っこが同じ」ということです。
特に、在学中、短所と見えたところが社会に出てから長所として仕事につながっているのには驚かされます。
学校では意見をはっきり言いすぎて素直でないと言われていた子が、留学先では自分の意見をはっきり言えるとほめられ、帰国後、勉強に身が入り、国際関係学部に進み、今は海外事業部で働いているとか・・・。
そしてこんな子も。この子は著書でもエピソードを紹介したのですが、私の国語の授業中よく漫画を書いていて叱られていたのが、大人になって児童書の編集者になり、初めての担当書籍を学校へ贈ってくれた子です。(詳しくは私の著書「女の子の未来が輝く子育て」に)
その子がなんと、今度は著者になり、角川つばさ文庫小説賞・大賞に選ばれたそうです。
子供の個性が大人の目からみて、短所と見えるとき、おやごさんや教員は心配します。でも、成長し、社会に出た時、短所に見えたその個性が長所に転じて光り始めることがあります。「短所と長所は根っこが同じ」多くの卒業生を出し、その子達から教わったことです。
「こちらパーティー編集部っ! ① ひよっこ編集長とイジワル王子」図書室に置いておきますので、見てみてください。 |
*この度、政府の教育再生実行委員に宇宙飛行士の向井千秋さんと私が加わりました。官邸からのお知らせです。大役で正直悩みましたが、生徒にいつも「人の役に立つ人になってほしい、自分のことだけでなくシェアする人に。特に女性の活躍の場が広がるときは勇気を持ってチャレンジして」と言い続けていることを思い出し、お受けすることにしました。微力ながら、力を尽くしたいと思っています。
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中3に特別講演をしていただいたり、文化祭にご協力くださったりした井出留美さんが「一生 太らない生き方 普通に食べてスリムになる方法」を出版なさったそうです。以下、紹介文です。 |
日本人女性の8割は無理に痩せる必要がありません。にも関わらず、無理な食事制限や糖質カットに取組む人が多くいます。この本は、痩せる必要がないにも関わらず無理なダイエットをしている人に向けて書いたものです。体重40kg台から60kg台までを体験した著者が、博士(栄養学)として出版する、初の単著です。この本で「太らない生活習慣」を身につければ、もう無理なダイエットは必要なくなります。