教科イチ押し見学会 東京証券取引所
引率の斉藤からご紹介します。
12月17日(木)に東京証券取引所を見学しました。3~5年生の28人が参加をしました。
3年生は株式ゲームを授業で行っており、4,5年生は文化祭で起業体験で株式会社の仕組みを学んでいます。
ある程度の前提知識を持って現実の株式の取引についての話を聞くことができたので、生徒の理解がより深まっている様に見えました。最初に株式会社のしくみについてのレクチャーを受けました。起業のための資金調達から事業の展開、利益の分配までの流れをわかりやすく解説してもらいました。
その後は施設内見学です。この日はめったにないチャンスに巡り会うことができました。たまたま当日に一部上場をした企業があったため「上場式」が行われていたのです。式の最後には、東証で古くから使われている鐘を鳴らすセレモニーが行われていました。
鐘は「五穀豊穣」から5回鳴らされている、という由来の説明もありました。上場企業の役員の方々が拍手で迎えられ、晴れがましい様子で祝福されていました。
以前はこの場で実際に「手サイン」により株の取引が行われていましたが、現在は株は電子化され取引は全てコンピューター上で行われています。そのため施設内では中央部分に取引の監視をする職員の方がいるだけで、思った以上に静かな印象でした。
取引の昼休みの時間を利用して、取引状況を示す大画面をお借りしての記念撮影を行い
最後にもう一度レクチャールームに戻って株式配当の仕組みをより具体的にゲーム形式で学びました。
生徒にとっても、社会に出ると株式の仕組みはより重要なものになるでしょう。この日の貴重な体験が、社会で活躍する生徒にとって役に立つものとなって欲しいものです。