2014/9/9 火曜日

きらめき未来塾の報告

カテゴリー: 28プロジェクト:社会,その他 — 漆 @ 19:37:27

夏休み中、校外の研修にチャレンジした生徒もいます。以前のブログで紹介した「きらめき未来塾」に参加した5学年の菊池さんが、「とてもいい体験だったので、みんなにシェアしたい」と自主的に報告書を作って持って来てくれました。

以下に紹介します。

きらめき未来塾。次世代を担うリーダー養成プロジェクトに8/18〜22日の5日間、参加してきました。

講義を聞き、講師の方から提案されるテーマについて討論をして意見を交換しあったり、チームの交流を深めるためにintroduction movieを作成したり、音を一緒に奏でたりと、男女関係なくとても濃い友好関係を築き上げることが出来ました。
また日本人としての和の心を磨くために茶道研修をしたり、日本は今後どうなっていくのかをディスカッションを行ったりと様々な事を通して日本の歴史を深く知ることができたのとともに、日本人として堂々と自分の国の良さや特徴、伝統などを海外の人にアピールすることができるくらい日本についてもっと知らなくてはいけないと気づかされました。

最終夜ではBBQやキャンプファイヤー、最終日は大塚製薬の工場見学や海の幸をご馳走になったりしました。
(淡路島は空気が新鮮で星がとても綺麗で友達と夜遅くに外に出て地面に寝っ転がって星空を眺めるという青春も味わってきました。笑)

そこで、講義の中で私が大いに感銘を受けたものをいくつかシェアします。
“人間の命は素晴らしい”
みなさんはそう思ったことはありますか?
この言葉は「無言館」の館主で有名な窪島誠一郎さんの講義でお聞きした一言です。
窪島さんはほかにも、沢山の人々の希望や夢をうばった戦争の恐ろしさやなぜ無言館という名前がついているのかなどお話してくださいました。
また私たち学生の間でよく耳にする”なぜ勉強しなくてはいけないの?”という疑問について、こうおっしゃいました。
「やがて出会う大好きな人のために勉強するのだ。」
私は予想もつかなかったその言葉に感銘をうけるとともに、生まれてきたことに感謝をし、前向きに今を大切に生きて行こうと思いました。

“アファメーションで未来を切り開く”
目標は書き方がある
目標をアファメーション(=自己宣言)することによって計画が目標になり、夢が希望になる。
アファメーションの書き方
①第一人称で書く
②現在形で書く
③あたかも達成したかのように書く
(例:私の目標は建築士になることです。そのために私は**大学の建築コースに入学し、日本の建物の構造を詳しく学び、また海外に留学して海外の建物の強みをピックアップし、大学院を経て一級建築士の資格を取ります。そして日本の建築物と海外の建築物の素晴らしい部分を融合することによって今までにない建築物を作っています。)
このアファメーションを発表する機会があったのですが、発表者それぞれ違う目標をもっていて、堂々と自分のアファメーションを発表している姿、それに向かって努力している姿を見て、沢山の刺激を得ました。

お別れの挨拶の時、「バイバイ」ではなく「お互いに頑張っていこうな。」と力強い握手を交わす場面がありその時に改めて仲間の大切さ、仲間は自分を成り立たせてくれている、原動力になっているのだとふと感じました。

今回このきらめき未来塾で学んだ”生命の素晴らしさ”  “仲間の大切さ”  “グローバル社会で活躍するために必要なこと”  “日本の歴史” “自分を見つめ直す”
この五日間で得た沢山の発見や学び、気づきが自分の中で大きな強みとなるとおもいます。

まずは周りの人々に感謝の気持ちを忘れず、色々な角度から物事を判断する力を今後の課題として養っていくことで、将来輝く立派なキャリアウーマンになれるように日々努力して生きて行こうと思います。

最後まで見てくださってありがとうございました。

こうして学校の外に出て他校の高校生や大学生とチームを作って学ぶ機会は、視野を広げ未来につながるネットワークを作ってくれます。

「高校生のための起業家養成講座」に参加していた生徒達の中にもその後、他校の生徒と活動を続けている子がいます。

私自身も、「生徒は将来様々な社会に羽ばたいて行くのだから、自分も社会に視野を広げよう」と、校外に積極的にネットワークを広げました。そして、今、こうして校外の皆さんのお力で生徒が様々な体験をさせていただいています。

今後も、このような機会は生徒にどんどん紹介していきたいと思っています。