2007/5/23 水曜日

あ、卒業生!②

カテゴリー: 卒業生 — 漆 @ 12:00:00

367.jpgさて、昨日の続きでもう一つ。
昨日の朝、フジテレビの「めざましテレビ」を見ていると、どこかで見たような顔が・・・。
卒業生ではありませんか!岡山放送のアナウンサーになっている魚住咲恵さんでした。本校出身者らしい明るく元気なキャラクターでけっこう長い時間、地元の紹介をしていました。

昨日の八木沼さんと魚住さんには80周年記念式典のとき司会を頼み、写真の記念冊子にも寄稿してもらいました。なにかうれしい偶然で、「在校生が将来この二人のように夢をかなえてくれるよう、私もまた頑張ろう!」という気持ちになりました。

数日前に「私、絶対アナウンサーになりたいんです!」と言っている生徒がいたので、この冊子の中で魚住さんが仕事について語っている部分を紹介します。「報道番組がスタッフ全員のチームワークで作られている」という話の後の部分です。少し長くなりますが。

「私は時々、品川女子学院の頃を思い出します。6月には体育祭(当時)、9月には文化祭、1月には合唱祭。クラスが団結して練習を重ねることで、本番に得られる大切なもの、目に見えないけど確実にクラス全員で共有したあの充実感を、私は中・高時代に品女で学んだのです。だから今も報道部員全員で作り上げる毎日の文化祭、合唱祭を、楽しく仕事としてできているのだと思います。
仕事は楽しいだけではありません。台風取材のあと、上半身だけ整えて、下半身はジャージに裸足のままニュースを読むこともありました。それでも今の仕事が好きなのは、品女時代の経験と何より自分のやりたいと思う仕事だからだと思います。
大沼先生に言われた言葉を今でも覚えています。夢は見るもの目標はそれに向かって努力すること。夢を叶えるためには、夢を目標にして、今自分ができること、自分が正しいと思うことをどんどんやって、そして絶対にあきらめなければ好きな仕事につけると思います。仕事に苦労はつきものです。どうせ苦労するなら好きなことの方がよいものです。」

この冊子は、下級生は見たことがないと思いますので、事務所のカウンターと図書室に置いておきますね。20代から80代まで様々な場所で活躍している先輩が出ていますよ。