早稲田大学連携総合学習②
早稲田大学模擬授業の続きです。終了後控え室まで高松先生に質問に来た生徒がいたので、「楽しかった?」と聞いたら、「本当に面白かったです。あと2時間は聞きたかったです」と言っていました。
担当の寺尾からご紹介します。
早稲田大学連携授業のご報告をいたします。
担当してくださったのは,先進理工学部 電気・生命情報工学科の高松敦子先生でした。
大学でご担当されているのは細胞生物学や数理生物論、Cプログラミングなど、幅広い授業ですが、今回はその中から細胞生物学を高校生向けにわかりやすく授業していただきました。
はじめは、高松先生の研究内容をおおまかに話していただきました。簡単に言えば、生物学について数学を用いて研究をしている、とのことでした。こう書くと難しく聞こえますが、優しい言葉を用いて話してくださったので、生徒達も大変興味を持っていました。
限られた時間の中で、「生物の刻むリズムの特徴」に焦点をしぼり、生物振動についてメトロノームをゴムで連結して鳴らす実験の様子や、2000年にミレニアムブリッジが人の歩みによって揺れた映像など、身近な事例を挙げて説明してくださいました。
また、ちょうど生物の授業で受けている範囲であり、その応用的な内容だったこともあり、生徒の興味を一層かき立てる内容になっていました。
授業終了後には、40分では足りない、まだ続きを聞きたい、という言葉が多く聞かれたことから、大変充実した時間となったことが伺えます。