2014/4/7 月曜日

4年総合学習(卒業生懇談会など)・卒業生が「第6回石橋湛山新人賞」受賞

カテゴリー: 卒業生,授業・学習・進学 — 漆 @ 17:38:46
今年卒業した卒業生のお母様からいただいたお花。先日の吹奏楽部定期演奏会の日からずっと玄関に。品女卒のようにタフな白バラです。
卒業生の堅田智子さんが「第6回石橋湛山新人賞」を受賞しました。担任に報告メールが来ましたので、本人の了解を取って、皆さんに喜びをシェアします。彼女は、司馬遼太郎フェローシップを受賞した後、上智大学からドイツに留学していましたが、ヨーロッパでも品女卒で集まっていたそうです。世界で活躍する子も増えてきました。
28歳までにというビジョンを持って充実した毎日を過ごしてきたそうです。

このたび、私が上智大学の紀要に掲載した「アレクサンダー・フォン・シーボルトと黄禍論」と題した論文で「第6回石橋湛山新人賞」を受賞致しました。ドイツ留学中に大学側からの推薦をうけ、財団側に私の論文が提出されていたようです。以前、受賞した司馬遼太郎フェローシップは、どちらかといえば企画力に対する賞でしたので、今回の石橋湛山新人賞は、歴史学だけでなく、人文科学の領域全般の論文の中から選ばれた、論文自体を評価されたという点で研究者冥利に尽きるなと、ますます身の引き締まる思いです。

4年生の総合学習にも卒業生が来てくれました。学年主任の神谷からの報告です。

卒業生懇談会と、慶應SFC井庭研究会の学生さんによるパターンランゲージの授業。
後者は、慶應SFCの新入生ガイダンスで行われている自己分析の手法を、高校生向けにアレンジしたものです。 「自分探し」の「自分」は、あるものではなく成るもの。それをつくるための着眼点を得ようというのがコンセプト。

卒業生が言ってくれた、得意科目で成功体験をつくろうという話と、響き合うところがあったかなと思います。

卒業生が様々な分野で活躍し、在校生のロールモデルになってくれています。

*卒業生にオススメ。キャスターとして活躍していた松富かおりさんが「ラウデ・フィニ​ッシングスクール」を​開校しました。 開校記念の講座が面白そうです。カタール大使夫人による講座など。