ソーシャルビジネスのイベント
いよいよ今日が学校の仕事おさめ。私はまだまだおさまらない感じですが、みなさま、よいお年をお迎えください。
さて、昨日は高校生の起業を支援するイベントに登壇してきました。
本校では、これからの女性は社会にとって、社会に役に立つビジネスモデルを考えて創業することも将来の選択肢と考え、起業体験やデザイン思考を総合学習とり入れていますが、それに関連して今年もソーシャルビジネスのイベントを行いました。
高校生の部には西武学園文理高校、福島高校、本校の4年生代表が参加。 | ||
大人との活発な質疑応答 | ||
大人の部では様々な分野のソーシャルビジネスの発表がありました。 |
学生の部のあと、実際にソーシャルビジネスを行っている方々の発表が行われました。(説明は講談社現代ビジネスより引用)
特定非営利活動法人ポレポレ 代表理事 高橋邦之氏 カンボジアで文字が読めない女性が作る伝統工芸織物「Mekong blue」の流通支援を行う。「フェアトレードだから」ではなく商品としての魅力を伝え販売を拡大し、現地の人たちの自立を目指す。
「ISHINOMAKI2.0」 理事飯田昭雄氏 新しい石巻をつくるためのプラットフォームとして、地域文化、地域経済、地域教育を3本柱にした「復興バー」「復興民宿」「石巻工房」「イトナブ」「STAND UP WEEK」など様々な活動を展開。「世界一面白い街をつくること」を目指す。
株式会社フィル・カンパニー 代表取締役社長 高橋伸彰氏 駐車場の上部空間に店舗を作り画期的な土地活用する「フィル・パーク事業」を展開。早くて安くておしゃれな空間づくりを提案することで、土地オーナー、空間ユーザー、地域の人々による共存と共栄を目指す。
認定NPO法人 ブリッジフォースマイル 理事長 林恵子氏 児童養護施設の子どもたちの進学格差をなくし、社会全体で「夢をかなえるチカラ」を育むことを目指し、児童養護施設を退所した若者の大学等へ進学から卒業までサポートするプログラム「カナエール」を運営。就職前に、企業でのOJTなども研修進めていく。
医療法人鉄蕉会 亀田総合病院 経営企画室 小松俊平氏 団塊世代の高齢化に備えて、亀田総合病院のある安房に首都圏の高齢者と医療・介護・観光に従事する子育て世代を招く「安房10万人計画」を進めている。医療と介護施設の連携により超高齢化社会に向けた「日本の地域再生の新しいモデル創出」を目指す。
昭和女子の坂東真理子学長、東京大学の柳川範之教授、明治大学の牛尾奈緒美教授など、教育分野からの皆様からもコメントをいただきました。また、国会議員の藤巻健さん、ヤフー・ジャパンの宮坂社長、国際支援NGO・JEN事務局長の木山啓子さん(日経ウーマンオブザイヤーの大賞受賞者です)など、特別講座やコラボでお世話になった方々からもそれぞれのお立場からのコメントをいただきました。
*講談社現代ビジネスで紹介されました。
*藤森さんがブログで紹介してくれました。