2013/12/21 土曜日

特別講座(ソニー本社を訪問し、商品企画のベテランに学ぶ)

カテゴリー: 28プロジェクト:社会 — 漆 @ 15:24:53

今日は二学期終業式、ほっとしたのか、クリスマスが近いからなのか、テンション高めの生徒たち。

部活も冬期講座もあるので、今年もまだまだ続く品女生活です。

6年生はいよいよ受験本番を迎える冬休み。一人一人の夢が叶うよう、品川ファミリーで祈っています。受験は団体戦!で乗り切りましょう。

特別講座のご紹介です。少人数で行うため、3回に分けて実施していただきました。私もそのうちの1日に参加しましたが、テーマーパークのようなVIPショールームを見て生徒と一緒に興奮!プロがアイディアを出すための会議手法を見せていただき感激!とあっという間の4時間でした。特別講座は私たち教員にとっても社会を知る貴重な機会になっています。

引率の神谷からの報告です。

特別講座で品川のソニー本社を訪問。
(いやー、楽しかった。講座の抽選に漏れた人には、本当に申し訳ない。)

顧客企業のVIP向けのショールームを見学してから、会議室にて新製品開発のアイデア出しに協力することを目的としたブレスト会議。8人の少人数で行いました。

ファシリテーターは、社長直属の企画室チーフの方。過去には、ソニーのデジタルカメラ事業の、特にミラーレス一眼の企画を手がけた方です(ソニーは、この分野新規参入でしたが、現在シェア三強の一角ですよね)。

私も、一緒に授業案を練る相談をさせていただいていた時には、そこまで凄い方だとは知らず、お話を詳しく伺ってみて、参りました。というのは、本校の総合学習の方法論などを、その方の前で偉そうにプレゼンなどしたものですから・・・。

1回だけの講座なので、生徒の皆さんが喜んでくれるかどうか少し心配だったのですが、その企画室以外にはソニー本社にもほとんど無いという、壁全面そのままホワイトボードの会議室で(写真で見たことのあるMITのデザイン系研究室と似ていました)、丁寧にやり方を解説していただきながら行ったブレストは、まさにデザイン思考で学んだことの実践版。

・従来のものづくりはロジックの積み重ねだったが、これからはチャレンジが必要
・ストーリーの仮説を作り、プロトタイプを作って検証し、それを繰り返して「面白い」と感じられるようになったら、とにかく製品にして世に出すことが大切
などなど、昨年生徒の皆さんに伝えたことに通じる内容も、ご自身の経験からお話しくださいました。

4時間ぶっ通しの講座で、撮影している方(私)はヘロヘロでしてが、生徒は、「時間が短かった」と言って、楽しんでいました。

(本社内は撮影禁止のため、写真はこれだけでご勘弁を。)

昨夜は遠州流のドキュメンタリー映画『父は家元』の試写会に行ってきました。今日はこれから州村先生のところにゲストを連れて活け花のレッスンに行ってきます。 明後日は、本校、模試会場でお話をします。私もまだまだ続く品女生活(^^;)