⑰大学出張授業(北里大学・薬学)
水曜日は、さまざまな活動が目白押しです。
私も、2,3,4時間目は茶道の授業のお手伝い(先週、台風で休校になってしまったクラスがあり、今日はお茶が二服点て。お菓子も二種類で生徒はうれしそう。協力してよくやっていました)
午後はお客様にご挨拶。3年生は伊藤ハムさんとのコラボ(ついに、販売決定!これは後日)、2年生はキューピーさんとのコラボ、4年生は早稲田大学との連携授業でした。
こうして、校外のみなさまのご指導がいただける生徒達は本当に幸せです。
さて、大学出張授業、薬学、北里大学を担当の浅野からご報告します。
北里大学の長光 亨先生から「薬学部で学ぶ有機化学の重要性」について講義をしていただきました。
初めに、薬学を学ぶことと薬剤師という職業の必要性についてお話がありました。私たちが生活していく中で薬は必要なものであり、薬が必要とされ続ける限り、薬剤師の仕事はこれから先ずっと必要な職業であるというお話にはなるほどと思いました。
次に、薬学部を卒業した後の進路についてのお話をいただきました。6年を経て卒業すると薬剤師、研究者、CRO(製薬会社が医薬品開発の為に行う治験業務(臨床開発)に携わる企業)に勤務、公務員で科捜研や空港に勤務など、幅広い職種があることを説明して下さいました。生徒達は興味津々の様子で、一生懸命メモをとっていました。
そして、薬剤師や、薬を扱う職種では「有機化学」を学ぶことが必要であるとおっしゃっていました。理由として「薬の構造を見ていろいろと推察出来なければならない」ということを挙げていました。「薬」を効果的にかつ安全に使用するためには、有機化合物の構造を理解し、説明出来るようになる必要がある、そのためには有機化学は必須だということを熱心に説明して下さいました。
長光先生、お忙しい中、本校生徒のために貴重なご講義をありがとうございました。