2006/5/13 土曜日

保護者会を行いました

カテゴリー: 保護者 — 漆 @ 12:00:00

29.jpg中1、中2で新学年初めての保護者会を行いました。

以前は生徒の日常生活の様子についての話がメインでしたが、現在は中等部でも、大学入試や教科指導の話を聞きたいとのニーズが高まり、学習面での話がウェイトをしめるようになってきました。堅い話が多くなった分、日常の様子は、ビデオやパワーポイントを使って楽しくお伝えするよう各学年ひと工夫しています。

私も負けずに、校長挨拶のパートでは、在学中はクラブで活躍し、今春から慶応大学の総合政策学部に通っている卒業生をゲストにインタビューをしました。

これを読んでいる在校生のために、いくつか彼女の品川女子学院生活を振り返ってのコメントを紹介しておきますね。

◆部活では、みんなで一つのものを作り上げるため、けんかをしたり泣きながら話し合ったりしましたが、今では特別な友人となりました。受験勉強の集中力も部活でつきました◆行事が沢山あって、みんなで協力したりして、それが学校生活の楽しさにつながっていました◆普段授業に集中していれば、試験2週間前からの勉強でも部活と充分両立できます◆「英語」は書くことで英語的感覚が身に付きました。中等部の「数学」がどんなに大事かは、高等部になって気がつきました◆オーストラリア3ヶ月留学では、国の違いや積極性を学びました。帰国してからボキャブラリーが大量に増えていることに気がつきました。

最後に「大学で他校出身者と比較して、品女生の特徴は?」と聞いたところ、「タフですね。環境への適応能力があって、リーダーシップがとれます」と言っていたのが印象的でした。

有名大学へ現役合格するだけなら品川女子学院を選ばなくてもいいのかもしれません。将来社会に出て、仕事・家庭・趣味と複数のプロジェクトを抱えても、バランスをとってやりたいことができるように、本校で過ごす6年間で後輩達も彼女のように学校生活を楽しみ、さまざまなことにチャレンジし、そんな力を身につけていってほしいです。