1年生 道徳の授業④
今日も夏のような陽気です。第一回の学校説明会があり、300人を越えるみなさまがお越しくださりました。暑い中ありがとうございました。私学の女子校は個性が様々です。お嬢さんの幸せにつながる「合う学校」を選んでいただく一助になれば幸いです。
私学の価値は、母校としてずっと帰る場所があるということ。卒業生は家族です。理事長が傘寿祝(まだなんですがちょっと気が早いのも品女DNA(^^;)?にきれいなお花を頂きました。担任をしていたクラスの有志からだそうです。3F会、昭和36年卒。二つ目の花はそのお孫さんからです。
さて、道徳の続き。4つめが、対立したときどう行動するかの話し合い。
これも、例年のアサーションの考え方にピースフルスクールで学んだことを加えてみました。自己主張のタイプによって自分が色違いの帽子をかぶっているとイメージします。
①怒って自分の主張を通すときは赤いキャップをかぶっているイメージ。
②黙って自分を抑えているときは青いキャップをかぶっているイメージ。
③相手も自分も傷つけない表現を工夫したときは黄色いキャップをかぶっているイメージ。
質問してみると、赤の帽子(自分の主張を強く押し通す)のあと、後悔する人がいて、しない人もいます。青の帽子(自分を押さえる)の後、モヤモヤ人がいて、気にならないという人もいます。
また、学校では青や黄色の帽子をかぶることが多いけれど、家では赤が多いという人もいました。(家ではお母さんが赤ばっかりという意見もありました(^^;)
これを知っておくことで、自分が赤や青のキャップをかぶっていることを客観的に意識できたら、一呼吸置いて、黄色の解決方法を見つけられるかもしれません。
最後に、「事実の見極め方」という話をし、今はネットで話題が広がる時代なので、噂を広める人にならないことをルールにしましょうという話をして終わりました。
学級委員率も高いですが、児童会長経験者も多く、積極的に発言する子がいる一方、自分からはなかなか前に出ない子もいます。
また、一見、強そうに見える子が実は回りをとても気にしていることもあり、おとなしく見える子が、人に振り回されない軸をしっかり持っていることもあります。
人には外側からは分からない様々な違いがあります。生徒には、自分を伝え、相手を知り、違いを活かし合える人に育ってほしいと願っています。それが、将来、グローバル社会の中で、多様性を活かし、チームで仕事をしていく力につながっていくはずです。
*ソーシャル・ビジネス・フォーラム・アジアin 大阪 2013
一昨年、本校で講演してくださったノーベル平和賞受賞者ムハマド・ユヌス博士を迎え、ソーシャルビジネスにおけるアジア最大級のフォーラム、ソーシャル・ビジネス・フォーラム・アジア in 大阪が開催されます。 大阪ですが、卒業生、在校生で希望者がいたら学生セッションに品女席を確保していただけるそうです。希望者は私まで。
日にち:2013年7月27日(土)
時間:10:00~12:00 対象・学生(定員400名)※午後に大人向けのセッションあり。
会場:ウェスティンホテル大阪