1年生道徳の授業③
本年度のポスターができあがりました。特別講座で生徒たちが考えて作りました。生徒達が学校をファミリーだと思っていることが伝わってきます。 |
さて、昨日のつづきです。大事にしていることを、「○○しないようにする」と書く人と、「○○するようにする」と書く人がいます。ここにも考え方のタイプがあらわれます。
前者は、悪い絵を見て、それが起きないようにする人。後者はよい絵を見て、そこに向かおうとする人。
この二人が一緒に何かをすると、ぶつかることがあります。でも、もし、どちらか一方の人だけで固まって仕事をするとどうなるでしょう?と、聞くと、
(よい絵を見る人だけだと)「リスクに気付かなくて失敗が多くなる」
(悪い絵を見る人だけだと)「前に進まない」「やる気がなくなる」
そうですね!チームの中で、この違いを活かし合えたら、お互いの持っているものが何倍にもなるでしょう。
これは、人に聞いた話ですが、ウォルト・ディズニーはよい絵を見るタイプだったそうです。そして、一緒に仕事をする人に悪い絵を見るタイプの人がいたそうです。夢を語る人がいて、それを批判しリスクに気付く人がいて、そして、もう一人、二人の意見をまとめて実現可能な作戦を立てる人がいたそうです。3人がお互いの違いを活かし合って会社の礎を築いたそうです。
これを知っておくと、人と何かをするときも、自分自身を客観的にみるときにも役に立ちそうですね。
明日につづく。