1年生 道徳の授業①
先週は、1年生のクラスに行って、コミュニケーションの授業をしてきました。
まずは、ビンゴゲーム。これは、オランダのピースフルスクールの研修で学んだものです。4×4のマス目に、クラスメートに聞く質問がならんでいて、該当者がいたら名前を書くというもの。
ところが、初めの数クラスでやってみたら、品女生は動きが速すぎて、あっという間に優勝者が出てしまいます。(私から豪華?賞品あり)
そこで、ルールをチェンジ。16人分マスが埋まったらビンゴにしてみました。それでも5分もかからず終了。(コミュニケーションの授業、必要ないかも・・・)
次に、相手を褒めるエクササイズ。自分で短所と思っているところをクラスメートに伝え、クラスメートはそれを長所にかえて戻します。
生徒の感想は、
「私は、物事をはっきり言い過ぎるのでそれが短所と思っていましたが、本音で言ってくれる方がいいと言われ、相手の気持ちを気遣いつつも、意見は言っていいんだなと思いました」
「短所を長所にする視点を持つと、ポジティブにものが見られるので、これから失敗しても切り替えられるようになると思います」
今日の気づきをこの先にどう活かすかまで考えているんですね!
これは、近著『女の子の未来が輝く子育て』にも書きましたが、時と場所が違えば短所が長所に変化することもあります。おやごさんがお子さんを見るときにも是非、持っていただきたい視点です。
お子さんに聞いたら、「どちらかというと親には短所を指摘されることの方が多い」という子が圧倒的多数でした。「それは愛情からのことです」と伝えておきましたが、次は「それを長所に置き換えてみると?」と切り返してみたら?と入れ知恵もしておきました。
その際は、叱らないで、笑って実践してみてくださいね。結果としては褒められて伸びる子の方が多いのです。