2009/4/10 金曜日

入学式

カテゴリー: 行事 — 漆 @ 16:05:48

昨日、今年度の入学式が行われました。

ara_0487.jpg 新入生がご家族のみなさんと登校してきます。中にはおばあさま、おじいさまも一緒で一家総出のご家庭も。
ara_0527.jpg  式辞では、本校の歴史と、創立の精神、それに基づいて、入学したら失敗を恐れず新しいことにどんどんチャレンジしてほしいという話をしました。
ara_0548.jpg ちょっと、緊張気味。式の間、しっかりと話す人を見て聞いていました。
kyousitu.jpg 教室に移って担任からお話し。教科書と副教材が山ほど。しばらくは、何でも持ってこないと不安になって、荷物が重いでしょうが、だんだん持ち物の取捨選択ができるようになりますから、大丈夫。

sakuranoki.jpg出口でお見送りをしていると、次々と「一緒に写真を撮ってください」本校は桜の木が少ないので、桜の着物で木の代役です。(本校は日本文化を大切にしていて、中2では着付けの授業もあります。私も、式典はなるべく着物で出るように努めています)

このあと、友達づくりのエクササイズ、カフェテリア体験、新入生歓迎会、校内オリエンテーリング、日本で一番早い(?)体育祭と様々な行事が待っていますから、きっとあっという間に品女DNAに染まりますよ。

さて、お嬢様よりちょっと不安なお父様、お母様へ。昨年度の中1の学年主任のブログの最終回から一部抜粋します。

期待と不安でドキドキだった入学式から1年が経とうとしています。少し大きめの制服で、校舎内でも迷子になっていた頃を思い出すと、まだ、中高6カ年の1/6しか過ぎていないのに、すでに懐かしくさえ感じております。

13才としての悩みや辛い経験もあったかもしれません。友達とぶつかったり、先輩から注意を受けて落ち込んだり、成績が下がって頭を抱えている姿も見かけました。 

ただ、どんなときも挫けず、諦めないでひとつひとつ乗り越えてくれました。そこには、1年の間、保護者の皆様の励ましやアドバイス、さりげない日々の言葉かけがおおきな支えになっていたことと思います。心より感謝申しあげます。

先日、ある担任に話しかけられました。『自分史の保護者の方からのメッセージを読んでいたら、涙が止まらなくなってしまい、職員室ではこれ以上読めなくて・・・。』とのことでした。

式のあと、「28歳になる日をイメージして、少しずつ自立を促してください」とお話しいたしました。品川女子学院の学校生活の中で、お子様は様々な経験をし、将来の為に必要なハードルを自分の力で一つ一つ乗り越えて、1年後には見違えるほど成長しているはずです。

「でも、これは放って置いていいかしら・・・」と少しでも気になることがありましたら、どうかすぐに遠慮なく担任にご連絡ください。