始業式
昨日は始業式。
朝、学校に着くと、1年生の学年主任が玄関に立っています。迷子防止のためですね。
主任がちょっと姿を消したその間にまた一人迷子に。その子が事務所の受付で「中1はどこですか?」と聞くと、そこにいた2年生が「2階と3階です」と教えています。早速、先輩ぶりを発揮ですね。
と、思ったら、別の2年生が私に近寄ってきて「先生、中2はどこですか?」「学習室ってどこですか?」
玄関を入ってくる生徒の顔見ていると、なんだかキラキラしています。新学期を迎える気持ちが表情に表われているのでしょうか。
廊下のあちこちでは歓声(悲鳴?)が。クラス発表の掲示を見ているのです。いつもだったら叱るところですが、今日は大目にみましょう。
始業式の話は、卒業生から近況報告の手紙からヒントをもらって
■ 自分の好きなこと、できること、得意なことを100個書いてみる。
■ やったことのないことに思いきってチャレンジしてみる。
という話をしました。
この卒業生は、私の本にエピソードをもらった子なのですが、10代から自分の人生を能動的に切り開いて来た結果、現在は好きな仕事で毎日充実した生活をしているそうです。まさに28プロジェクトそのものですね。
在校生が社会に出る頃には、世の中は大きく変わっているでしょう。その時、自分の得意な何かと何かを組み合わせることで、新しい仕事を切り開くチャンスが巡ってくるかもしれません。
また、いつもと違うことに一歩踏み出すことで、気づかなかった自分が見えてくることもあります。
新学期は気持ちの切り替わるとき。何かを始めるにはチャンスです。生徒一人ひとりの新年度が成長につながる充実した楽しいものになることを願っています。
そのあと、新任教員の着任式があり、生徒達があたたかい拍手で歓迎しました。
生徒にとっても、私たち大人にとっても、学校は季節と共に行事があり、その時々、新鮮な気持ちの味わえる場所です。