校長日記

2009/4/13 月曜日

カテゴリー: 行事 — 漆 @ 16:30:16

土曜は各学年オリエンテーションを行いました。

	1年生の集合写真。6年後の卒業写真の頃にはどのくらい成長しているでしょうか。
	カフェテリアを初めて使います。メニューはハンバーグ。私も一緒に食べました。まだ緊張していて「趣味は？」とか、なんだかお見合いの会話のよう。

1年生のオリエンテーションで私からは、人間関係の話をしました。

大人も子供も、人間関係から学ぶこと、悩むことは同じです。私からは、自分が子供の頃、初めとても苦手だったクラスメートが最後には親友になったというエピソードを話し、苦手な人からこそ学ぶことがあるという話をしました。

そして、こんなことも話しました。
・言葉や態度の感じ方は人それぞれ違うので、嫌なときははっきり伝える
・間接的な話は心にとめず、噂を次に伝えない
・辛いときにはがまんしないで家族や教員に話を聞いてもらう

以前、中学生と立ち話をしていたら、「苦手な人が隣の席になって困った｣という話になったので、

「どうして苦手か気持ちは伝えた？」と聞いたら、「それは、はっきり伝えたけれど、相手が変わらない」とのこと。

しばらく話を聞いて、私もいい考えが思いつかず、思わず｢う～ん、何かそれを自分のためにプラスにできることはないかしらねぇ｣とつぶやいたら、

生徒　｢そうですね。上司と思うことにします｣

恐れ入りました。

同じ学舎に同級生として学ぶことになった「縁」を大切に、お互いから多くのことを吸収してほしいです。