グローバル人材・32教科イチ押し見学会(理化学研究所)
今日の総合学習は、3年生は企業コラボでした。十数名の社員の方々がお越しくださり、アイディアシートの作成、発表を行いました。(くわしくはのちほど)
高等部の起業体験にも、多くのゲストの方が来てくださいました。社長・マネージャー向け、会計向け、社員向けと生徒の役割によって講演会場を分け、会社経営者、プロジェクトマネージャー、グローバル企業の広報部長、会計の専門家・・・と様々な方にお話を伺いました。こうして皆様のお力を借りることができ、本校の生徒は本当に恵まれているなぁと感謝の念をあらたにしました。
昨年の起業体験でコメントをいただいた、UBSグローバル・アセット・マネジメント株式会社 代表者 岡村進様が「自己変革―世界と戦うためのキャリアづくり 」を出版されました。この中に私とのグローバル人材に関する対談が掲載されています。 のちほど図書室に置いておきます。
私も常に最新の情報を取り入れて生徒にフィードバックできるよう、グローバル人材に関する委員や国際会議からは逃げずに(それにつけても英語・・・(T_T)品女ネットワークを世界に広げていこうと思っています。
さて、 教科イチ押しのラストです。引率の石渡からの報告です。理化学研究所には知人が勤めていましたが、託児施設があって子育てと両立していました。夫は地方に本社がある企業の経営者でしたが、妻の研究のため、住居を二箇所に構えて、行き来していました。会社はグローバル企業、研究は世界が舞台なので、お互い、海外出張の際は仕事を調整して支え合っていました。
「この人でなければ」という専門性を持つことが、女性が仕事を継続していく大きな力になると彼らを見ていて実感しました。生徒にもこうした未来から逆算して日々の学習の意義を知り、取り組んでほしいと思っています。
理化学研究所(通称、理研)はトップレベルの研究者達が集まる、日本で唯一の自然科学に関する総合研究所です。 昨年に引き続き、文理選択を控える3、4年、文理選択を終えて自分の希望の道が見えている5年生を連れ、ライフサイエンス部門を担う横浜研究所に見学に行かせていただきました。
まず、ホールにて研究所の概要説明。 理研は物・化・生の様々な分野の研究がなされているが、ここ横浜研究所ではとくに生物系の研究を7つの研究センターに分かれて行っています。 それぞれのセンターの研究内容、それが何に繋がるかなどをDVDを使って説明していただきました。 DVDの中では授業で扱った用語も出てきて、その学年の進度に応じて様々なリアクションが見られました。 また、様々な資料やお土産をいただき、中でも特別な色の花を咲かせるアサガオの種は人気で、家で育てるという声が聞こえてきました。
DVD視聴後、「生命分子システム基盤研究領域」「植物化学研究センター」「オミックス研究基盤領域」を見学させていただきました。 それぞれのセンターでは「世界第1位」、「国内最大」など、最先端の研究機器にふれ、説明を受け、良い刺激となったようです。
施設見学後の女性研究者の方々と懇談をさせていただきました。 そこでは研究の醍醐味や辛さ、自身の過去の経緯など、様々な質問に答えていただき、どのグループも盛り上がっていました。 女性研究者の方々の話を聞き、自分自身の今を見直したり、改めて思い描く将来像を明確にしたりと、有意義な時間を過ごさせていただいたようです。 文理選択、理科科目選択を控え、この理研での経験が彼女達の新しい一歩への手助けになれば幸いです。
*品川区の国際友好協会(本校卒業生が理事長、本校理事長が副理事長を務めています)が、様々な国際交流イベントを行っています。学校に案内が来ましたので、お知らせします。品川区に在住・在勤・在学の方が対象のものが多いです。
■ホームステイ(スイス連邦)
■お国自慢料理教室
■「邦楽の夕べ」
日時:5月19日(日)12時30分開演
場所:きゅりあん小ホール
入場料:無料
■「友好都市」締結20周年記念パネル展 (ニュージーランド・オークランド市の紹介 )
展示期間:5月19日~31日
場所:品川区役所(3階)