特別講座(理科)
最近の特別講座をいくつかご紹介します。まずは理科の浜谷からの報告です。
早稲田大学 先端科学・健康医療融合研究機構の石井義孝助教授をお招きして、特別講座「化学発光・生物発光」が行われました。
光の発光のしくみは「光発光」「化学発光」「生物発光」の3種類あることを学び、講座では、「化学発光」の実験を2種類と「生物発光」の実験を2種類行いました。
「化学発光」の実験では、事件の捜査によく用いられる「ルミノール反応」を行い、鯖の血が青白く発光している様子に生徒達から歓声があがっていました。また、コンサートで使われるケミカルライトも作り、様々な色に感動していました。
「生物発光」の実験では、ホタルの光をつくりました。生物の発光は、酵素に影響されるので、温度によって光ったり消えたりすることを勉強し、生徒も興味深そうにしていました。
また、ヤクルトや飲むヨーグルトに含まれる乳酸菌の数を発光の量で測定し、値段と菌体数の関係についての発見も面白かったようです。
ふだん授業では使えない器具を使うことができ、生徒達にとって、大変貴重な体験だったことと思います。
(写真:なんだか分からないと思いますが、よ~~く見ると試験管が光っています。撮影は私でなく理科の前田です)