修業式 28歳その後のロールモデル
23日に全校の修業式、今日は修学旅行から全員が帰ってきた3年生の修業式と中等部卒業証書授与式がありました。
年度の節目に当たって、28歳のその先で夢を叶えた女性から聞いた話をしました。
初めに、コンスタンティナ・ディタさんの話。北京オリンピックの女子マラソンで金メダルを取った方です。マラソンの金メダリストとしては最年長の38歳、しかも子育てと両立しての夢の実現でした。
今月20日にお話しを伺う機会があり、女子生徒に伝えたいので教えてくださいと色々とお聞きしました。印象に残ったことを二つ紹介します。(ルーマニアの方の英語を私が聞いているのでも内容がずれていたらごめんなさい)
・なぜ、夢が叶ったか?
「大志があったから。そして、自らを律することができたから」ご自分のことをハードワーカーとも言っていました。でも、一ヶ月に走る距離は他の人と比べて少ないそうで、「大事なことは人がどうかということより、自分にとってどうかということ」その甲斐あって競技人生で故障が一回しかないことが強みになったそうです。
・メダルを目指しながら子供を産む決心をいつしたか?
コーチを変えざるを得ず、競技生活の方がうまく行っていない時期、今こそ子供を産むときだと思って産んだ。産んだあとはその子が競技へのモチベーションも支えてくれた。まさにワーク・ライフ・バランスですね。
4年後のロンドンは?と聞いたら、やめる理由がないとのこと。挑戦するそうです。
さて、こういう方の話を聞いて、「よし!私も頑張る」という人もいれば、「その人は特別。私には無理」「目標が大きいとそれだけで嫌になる」という人もいますよね。
そこで・・・。