修業式 28歳その後のロールモデル②
そこで、次にマラソンつながりで東京マラソンを完走した60代、70代の女性の話。
実は、私もフルマラソンの方に出たのですが、
(ちなみに、私がなぜハードな運動にチャレンジするかというと、今だから言えますが、校長就任たった2ヶ月で身体をこわしてしまい、診ていただいた先生に、「このままでは身体が仕事をさせてくれなくなりますよ」と言われたことがきっかけでした。この日は品川で給水ボランティアをしていたインターアクトの生徒達からもらった「スペシャル水」のおかげで完走できました)
さて、話をもどすと、周りには私よりずっとず~っと年上の女性が何人も走っていました。
その中のお一人に「お元気ですね~」と話しかけると、
「あら、年が分かっちゃう?73歳」
とっても楽しそうでした。(「私も頑張ります」と言ったものの、速くてついていけず。)
2年生にお花を教えてくださった州村先生(60代)も完走!
走るときは、「あそこまで行こう」と小さな目標を決めて少しずつ進むそうです。今回も、5キロごとの関門の場所と制限タイムを地図に書き、それを一つ一つ通り抜けていったらゴールできたそうです。
沿道から応援してくれた見ず知らずの方が、そのままずっと応援しながらついてくれて、ゴールのあと、「私は病気をして元気をなくしていたが、あなたの頑張る姿をみて勇気をもらいました」と言ってくれたそうです。
「目標に向かう過程を楽しむ」
「大きな目標は小さく分けて、とりあえずそこまでやってみる」
夢を叶える道にはいろいろあるんですね。生徒達にとっては、28歳もかなり先ですが、その先の人生にもロールモデルなるような素敵な女性がたくさんいます。
本校の創立の精神は「志願 倦むこと無し」
一人ひとりが、好きなことを見つけ、自分なりのやり方で夢を叶えていってくれることを祈ります。
と、書いていたら、卒業生が職員室に遊びに来て、「薬剤師の国家試験受かりました!」またひとつ、品川ファミリーの夢が叶いました。おめでとう!