新しい通学鞄&教科イチ押し⑱東京証券取引所
新しい通学鞄が完成しました。生活向上委員会の生徒達が中心になって作成しました。はじめのアイディア出しから制作会社との交渉までを行いました。
新入生のために実際に使う立場から考えてくれたので、軽くて持ちやすく、中の仕切りなども使い易いものになりました。 |
この「鞄」マーク、品質が確かであることを保証するものでスクールバックには中々つかないレベルのものだそうです。 |
教科イチ押しのつづき。引率の寺尾からのご報告です。
東京証券取引所に行ってきました。
日本橋のビル街にそびえ立つ立派なビルで、目印の2本の矢印のマークがとても印象的でした。この躍動的に交差する2本の矢印は、常に変動する市場をイメージさせるとともに証券の売買取引等を表しているそうです。
今回の見学では、ガイド役の方が1名ついてくださいました。まずは、取引所内部の見学です。
中に入るとすぐに、ニュースでよく見かける光景が飛び込んできました。ガラスの円柱とその周りを流れる株価表示です。
この株価表示は、会社名、株価、前日比の順で並んでいるそうです。また、よく見ていると、流れる速さも刻々と変わっています。取引が活発だと流れが速くなり、逆に取引が落ち着いていると遅くなるそうです。
現在ではこのように完全にコンピュータ化されていますが、1990年頃までは人の手によって取引が行われていました。満員電車のような人混みの中で、遠くにいる株仲間に情報を素早く正確に伝達するために、当時は人の手による暗号も用いられていたそうです。
また、そのそばにはメディアセンターと呼ばれるブースがいくつもあり、NHKや民放・CS各社がお昼のニュースに向けて準備している様子を見ることが出来ました。次に、オープンプラットホームに降り立つと、ちょうどある会社の上場セレモニーを終えた直後で、社員のみなさんの活き活きとした姿を見ることが出来ました。 また、そこにある大型スクリーンに、本校のためだけの映像を映していただいたりもして、記念撮影もさせていただきました。アローズ内の見学が一通り終わると、次は株式の学習をテーマとしたビデオを見ました。一人の女性が独立してお菓子屋さんを作るという身近な事例を用いていたことと、起業体験プログラムと似た設定だったということもあり、大変わかりやすかい内容でした。 さらに理解を深めるために、生徒の中から、社長役、株主役などを選び、起業体験プログラムさながらの模擬体験をガイドさん主導で行ってくださり、とても良い経験が出来ました。