28教科イチ押し見学会(東京都美術館)
昨日今日とよい天気ですね。私は昨日が誕生日。いただいたお花は学校の玄関に飾ってみんなにも楽しんでもらっています。もし自分の母親の人生と同じ長さだったら、あと一年という年齢になりました。一日一日を大切に、チャレンジする一年にするつもりです。
週末は、佐賀の武雄市と、本校が企業コラボでお世話になったこともあるTSUTAYAさんがコラボで作った図書館を見に行ってきました。これまでの地域図書館の常識を覆すものでした。今、本校が取り組んでいるデザイン思考、ソーシャルビジネスの流れが地方行政にもきているなと感じました。
帰ってきてすぐ福島に行きました。こちらは対照的にまだ様々な問題解決が進んでおらず、地方の権限でできることと中央と調整しなければならないこととのスピードの違いを感じざるを得ませんでした。
そんな中で光を見たのは、地元の若い人たちが自らアクションを起こしていることです。たとえば、福島の女子学生が立ち上げた社会起業「女子の暮しの研究所」。地域の特産をかわいくアレンジしたアクセサリーなど、若い女性ならではの感性が活きています。
自分たちの体験を語り、多くの人たちにシェアしたいという高校生達もいます。http://beyond-tomorrow.org/tohoku/
そして、さらに海外へ目を向けると紛争地域など様々な困難の中、環境を嘆くのではなく、自分にできる一歩を踏み出そうとする若い世代がいます。
NPO法人「Peace Field Japan」より、”絆” KIZUNAプロジェクトのご案内をいただきました。このプロジェクトに参加してくれる17~19歳の女子を募集しています。詳しくはこちら
品女生もこういう同世代と交流することでさらに視野を広げ、社会に違いをつくる人に育ってほしいと思っています。生徒のみなさんにはまたくわしく紹介しますね。
さて、教科イチ押しの続き、引率の小山からの報告です。
上野の東京都美術館を見学しました。
当日は厳しい寒さでしたが、お天気も良く穏やかな日和は芸術を深める良い機会でした。
9時30分の開室に合わせ平日にも関わらず、多くの人が来館していました。
今回のメトロポリタン美術館展は、東京都美術館リニューアル記念として開催され、とても充実した内容でした。
ニューヨークのメトロポリタン美術館は、世界有数の美術館のひとつであり、4000年にわたる「人類の美の遺産」を生徒達が直に見ることができ、とても貴重な経験をすることができました。
現在、東京都美術館はエル・グレコ展を、3月から国立西洋美術館はラファエロの作品が展示されます。
中学生は無料であり、高校生も低価格ですばらしい芸術作品にふれることができます。
自分で感性を磨くことも良いでしょう。
ご家族で楽しまれることもお勧めです。