教科イチ押し施設見学会⑪日本弁護士会館＆法務省資料展示室
今日は合唱祭も一段落し、各学年、小論文ワーク、合唱祭の反省、スピーチコンテスト、修学旅行準備等々、ＨＲを行いました。
三年生は旅行の準備も大詰めです。
ある担任｢私、パスポートが切れそうになってて、慌てて取りに行ったんですよ｣
私｢あ、私もう切れてるはず｣
主任｢だめですよ校長先生、すぐにとらないと間に合いませんよ！｣
私は大慌てで抄本を取りに行き、もう一度、パスポートをよくよく見ると・・・7月まで残ってました。ふぅ～。
イチ押し、続きです。引率の住谷からご報告します。
この日３～５年の１２名で、霞ヶ関にある日本弁護士会館と法務省の旧館にある資料展示室を訪れました。
まずは日本弁護士会館。ここでは若手女性弁護士である、杉村亜紀子さんに昨年に引き続きお話を伺うことができました。
事前に生徒たちの質問をお渡ししていたこともあり、弁護士になった動機や必要な能力、通常の仕事内容について、また女性弁護士ならではの仕事(女性からのセクハラやＤＶの相談が多いそうです)ややりがい(人間の心の深い部分に接することができる）、プレッシャーを感じていることなど、多岐にわたるお話を伺いました。
実際の六法全書(全て暗記しているわけではないそうです)や弁護士バッチなども見せていただき、記念品として日本国憲法の書かれたファイルや裁判員制度に関するパンフレットまでいただきました。最後に一緒に記念撮影をして、1時間の滞在を終えました。
続いて徒歩５分ほどのところにある法務省旧館へ。元々上杉家の屋敷があったところに、明治時代、レンガ造りの司法省が建てられました。その後、空襲により被災し、復元ましたが、明治時代の内壁を残して復元したことから現在は重要文化財となっております。
ここには、明治時代、「大宝律令以来の法制度をたった10年で転換させた」証となる、数々の法令などの資料が展示されています。江戸時代の刑罰を調べたものや板垣退助暗殺事件などの事情聴取書類などもありました。
そして、奥には裁判員制度について知るコーナーもあり、ここではクイズに挑戦することができました。こちらの滞在時間は約30分と短いものでしたが、その中でも熱心に展示物を見たり、クイズに挑戦する姿が見られました。
法に関する2カ所を回ったことで、法律を知るということの大切さ、そしていかに自分たちの生活に法律が大きく関わっているかということを再認識できたのではないかと思います。
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