早稲田大学大隈塾
昨日の夜、早稲田大学の大隈塾にお招きいただき、講演をしてきました。
今年の前半は学校広報の仕事にだいぶ時間を使ったので、後半は講演や取材はほとんど辞退させていただいているのですが、校友の端くれとしては光栄なお話しでもあり、早稲田大学は本校から多くの高三が受験する学校で、生徒達が見学や出張授業等でしばしばお世話になっているので、喜んでお伺いすることにしました。
この講座は、多くの寄付企業の協力を得て、大学院生・社会人を対象に開かれています。
http://www.w-int.jp/education/okumajuku/info.html
打ち合わせで、塾頭の田原総一朗さん(写真一番前)が、「10年後の日本を引っ張るリーダーを育てるためにやっています」とおっしゃるので、勢いで「私たちの学校は、30年後の日本を支えるリーダーを育てています」と答えてしまいました。(みんな、30年後、私はいないかもしれないから、よろしくね!)
企業から派遣されている方、MBA取得のため自ら通っている方、参加者は様々でしたが、みなさん企業の第一線で活躍なさっている方々なので、質問も活発で私の方が勉強させていただきました。
「企業コラボで是非ご一緒しましょう」「会社の隣の席は品女の卒業生です」という嬉しいお話しや、
「小6の娘がいて、実は明日の見学会に伺います」という方までいらっしゃいました。
生徒達にもいろいろフィードバックできることがありそうです。
28プロジェクト、企業との連携が徐々に軌道に乗ってきましたが、生徒が社会に出て仕事をするその手前には、専門分野の力をつけるために進学する学部学科選びが待っています。
社会にはどんな仕事があってどういう力が必要なのか、大学とはどういう場所でどんな学問を学ぶのか、それと中高での学習や経験はどう関係するのか。
中高→大学(大学院)→仕事、このつながりを生徒達には早いうちから伝えていきたいと思っています。未来から逆算することで、目標が出来たり、何の為に学ぶのかが腑に落ちたりすると、心のスイッチがはいり、モチベーションも上がります。
具体的なイメージを持つには、実際にそこに行って体験することが一番です。今回のようなご縁をきっかけに、今後、大学との協力関係もさらに深めていきたいと思っています。
*日経ビジネスオンライン今日が最後です。多くのご質問をいただいたため、回答が3回になってしまいましたが、ようやく最終回となりました。今回は、学校への質問、女子教育への質問などにお答えしています。
コメントや質問を沢山いただいたお陰で、私自身はげまされましたし、生徒が将来はばたく社会について考えを深めることができました。卒業生から、「職場で読んでいる」「職場の上司にいい学校に通ってたんだねと言われた」などと、うれしい知らせもありました。このような機会をいただいたことを感謝しています。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/skillup/20090113/182497/