2007/1/5 金曜日

教科イチ押し⑭外務省、大臣にばったり!

カテゴリー: 28プロジェクト:社会 — 漆 @ 12:03:00

235.jpg外務省は英語科のイチ押しです。以下、担当の岡田のコメントです。

1年生5名、2年生8名、3年生8名で 「将来国際的な仕事をしてみたい」「外交官ってどんな仕事をするんだろう?」と興味をもった生徒達が中心になって構成されたグループでの訪問です。

当日は霞ヶ関の外務省本省正門前で現地集合。本庁舎内は国内広報課の外務事務官に案内して頂きました。
厳重なセキュリティーゲートを抜けて通された場所は、南大会議場という国際会議場。「皆さんの為に本省最大の会議場を予約しました。」とのことで、流石に大変広く立派な設備です。

ビデオ鑑賞後の質疑応答では、更に2名の外交官に加わって頂きました。
担当の方が事前に本校のミッションをご覧になっていたため、今回は全て女性職員で対応という配慮をいただいていました。
「外交官は女性が就くのにも良い仕事、皆さんに目指してもらえたら嬉しい」とのお言葉も。

上級生が中心となって次々に質問をしていったため、質疑応答の時間はたっぷり1時間に及んでしまいました。色々な質問が出ましたが、
「外交官になって気づいたことは何ですか?」という質問への
「日本をいかに知らないかということ、日本について知ることがいかに大事かということを思い知らされました。」というお答えが印象的でした。
聞いていた生徒達も、自分たちが学校で日本について学んでいることの大切さを感じていたのではないでしょうか。頷きながら一生懸命にメモをとっていました。

訪問最後にはサプライズが!
会議場で「麻生大臣に会えませんか?」「それはちょっと無理なのですが・・・後で大臣が普段いらっしゃるフロアの廊下だけをチラッと見てみましょう」というやりとりがあったのです。

質疑終了後、皆でそうっと階段を降りていき、1年生が降りてくるのを“その”フロア(そこだけ赤絨毯が敷かれています)の前でゆっくり待っていたその時、麻生大臣が数名で私たちの目の前を通られたのです!
実は事前に警備の方が「10秒後に大臣がここを通ります。」と耳打ちされたので、案内の方がわざとゆっくり立ち止まって下さったのでした。生徒達は大感激。

因みに大臣も制服姿の女子中学生に驚いたのか、しばらくしてニッコリしながら振り向いてらっしゃいました。

写真は麻生外務大臣がいつも記者会見をしている場所での記念撮影です。
1年生はちょっと緊張してブースの前に並び、はにかんだ笑顔でした。