2012/12/3 月曜日

お父さんの会 (お父さんの子育て)

カテゴリー: 保護者 — 漆 @ 17:36:30

土曜は28歳ホームカミングデーに多くの卒業生がやってきました。子ども連れの人もいて、大賑わいでした。「今日は預かってもらえなくて~」と、一ヶ月の赤ちゃんと3歳の子を連れた人も!(首が座ってないのでハラハラしました)のちほどくわしくご紹介しますね。

日曜は本校が小学生の模擬試験会場になっていて、中学受験についてのスピーチをしました。終了後、男の子のお母様に「品女のような男子校はありませんか?」と質問されました。

最近、男の子のおやごさんに、「うちの子は女の子を怖がって男子校を希望しているのですが・・・」とか、「うちの子は女の子との方が気があって、父親が心配して無理矢理キャッチボールさせてます」などと相談されることが多くなってきました。

人口減少社会に入った日本は、女性の社会進出が進むので、女性とチームで働ける男性の評価が高まる時代がくるでしょう。(だから、無理矢理キャッチボールをさせなくてもいいんです)。

そして、家庭でのパートナーシップにも変化が起きてくるでしょう。

修学旅行先のニュージーランドは女性が活躍する国ですが、提携校の教員がこんな話をしていました。

「去年は私が産休をとったから今年は夫が育休をとってるの。生んだのは自分の選択だし、本当にかわいいけど、育児は大変。でも、ニュージーランドでは女性や女性の職場だけに子育ての負担を押しつけることはないの。小さい時期は一瞬だから、それを一緒に過ごせることを夫も楽しんでいるわ」

『エコノミスト』で先日ご紹介した藻谷ゆかりさんのご主人が父親としてのあり方をこのように述べていらっしゃいました。

「自分にとっての子育ては、人間としての総合力を問われる厳しい戦いで、そこには男も女もない。子供の送迎で保育園に行くと、『お父さんだから無理しなくても』といわれることがあるが、むしろ『私だってできるんだ』と言い返したくなる」

さて、そんな子育てにコミットしようという頼もしい「品女の父」の会のご紹介です。

先日、「お父さんの会」の例会がカフェテリアで行われました。

私から、学校行事の話をスライドをお見せしながらし、その後、会員のお父さん、カウンセラーの講演という盛りだくさんな内容でした。

 

 

山本秀行さんからは、パーソナルブランディングのお話。

「28プロジェクトを娘のブランディングに活かす」というお話もあり、私自身、大いに勉強になりました。

山本さんは「ダッド・ガレージ/子育て父さんの幸せ研究所」もなさっています。

「品女の父の中で、娘と仲のいいお父さんの共通点は?

「おしゃれなこと」

なるほど~。確かに、洋服の買い物に一緒に行ってもらえるようなお父さんだとうれしいですね。(私は祖父がおしゃれだったので、一緒に原宿に行ったりしていました。スポンサーとしても頼りになりますし(^^;)

ご著書をいただきましたので、図書室へ入れます。山本さんはプレゼンの専門家でもいらっしゃるので、プレゼンをする機会の多い生徒達にも役に立つ本です。

カウンセラーからの話は、思春期の娘と父の関係というものでした。これはまたシェアします。

*先日、早稲田大学の大隈塾で講演をした際、その場で私の友人数名を紹介したのですが、さっそく縁がつながり、その中のお二人が早大生向けの就活セミナーでお話をしてくださることになりました。本校にもお越しいただいたことのあるジャーナリストの白河桃子さん、27歳で子育てインターンシップの会社を起業している堀江敦子さんです。品女出身、早稲女のみなさん、役に立つこと間違いなしですよ。