個人面談
本校では、年5回生徒との年2回保護者との個人面談があります。9月初旬には生徒との個人面談があります。
職員室前のカウンター
中等部は学習面と生活面。高等部は学習、進路の話が中心になります。特に6年生は受験校の絞り込みも大詰めです。
学年によって、個人によって様々話が進みますが、共通することは、未来の自分に向かって今どうするかというテーマでしょう。
やるかやらないか迷うような困難なことがあるとき、やらない理由が次々思いうかび、やる前にあきらめてしまうことがあります。そういうとき、頭にはどんなイメージが浮かんでいるでしょうか?やっている途中のめんどくささ?失敗したときのこと?
そんなとき、
「もしできたとしたら?」
と面倒なことがすべて終わってうまくいったあとのことを想像してみます。未来から振り返って今を見ると不思議と気が軽くなって、「やってみようかな」という気持ちになることがあります。
ある生徒が言っていました。
「委員長をやってみて、つらいことと楽しいことが半々くらいだったけれど、みんなに喜んでもらえて自分が成長したからやってよかった」
品女生のみなさんには、彼女のように迷ったら難しい方を選ぶ人になってほしいです。
中高生時代、何かにチャレンジして、うまくいったこと、いかなかったこと、すべては将来の糧になります。成長期のみなさん、変化の大きい時代に社会に出るみなさんにとって、「やらないで成長のチャンスを失うリスク」の方が、「やって失敗するリスク」より実は大きいかもしれないのです。
誰かが言っていました。
「現状維持とはものすごいスピードで時代から遅れていくこと」
もし、「チャレンジしなければ失敗しない」「いま困ってないからこのままでいい」
という声が聞こえてきたら、自分が階段の上に立ち止まっているつもりで、うっかり下りのエスカレーターに乗っていないか、あしもとを確かめてください。
あ、でも、(この話書いたかな?)
大学一年の卒業生が起業体験プログラムのVC役で来てくれたとき、友達に、
「大学行ったらまわりの子がもたもたして見える。品女だったら、普通、考える前にまず行動じゃない?」と言って賛同を得てましたが、
それ、たぶん「普通」じゃないから。うちだけかもしれないから気をつけて。