大学入試説明会
一学期の話題に戻ります。今日は6年生(高三)対象の大学入試説明会です。
以下、春日から当日の様子をご紹介します。
6年生の総合学習の一環として各大学の方が来てくださり、入試説明会が行われました。
30大学もの大学が参加してくださり、他に4大学が資料で参加してくださいました。
西棟の2階、3階の14教室を使用し、時間内に生徒各自が各大学のブースをまわりました。(講義のような形で、幅広く話してくださる学校もありました)
自分の学校で、これほど多くの大学の方が直接話してくださるので、生徒の目も真剣です。
自分の将来を見据え、自分の夢をかなえるために、その大学でどのような勉強ができるかを具体的に聞いている生徒、それに応え、大学で学べることを、その先の就職先まで具体的に示しながら教えてくださる大学の方…。
(長蛇の列で20分待ち、30分待ちの大学もありました。)
充実した時間が流れました。
自分の志望大学はもちろん、今まであまり知らなかった大学についても今回を機にいろいろお話をうかがい、視野が広がったようです。
また、入試日程のことや勉強法を教えていただいたことで、設問の形式が他大と違うことを知り、この夏の勉強の指針ができた生徒もいました。
そして。
何より一番大きな効果が、「やっぱりこの大学にどうしても入りたい!」という動機付けになったことだと思います。
「どうだった?」と聞くと、教えていただいたその大学の魅力をうれしそうに話し出す生徒がたくさんいました。今日感じたことを胸に、自分の夢をかなえるために、この夏休みが実り多い時間になることを心から祈っています。
私の出た大学は、法学部がいわゆる「看板学部」だったのですが、そこから文学部に転部したいという人がいました。「苦労して入ったのになぜ?」と聞くと、「受験の時は、少しでも難易度が高くて就職時に有利なところがいいと思っていたけど、いざ入学して勉強してみたら、自分はどうしても法学が好きになれいことに気づいた」というのです。
「人生に回り道はない」とはいうものの、女性の場合、将来子供を産む年齢を考えると、やはり、生徒にはなるべく回り道をさせたくないという気持ちになります。
28歳になったとき、次の未来をみつめ確かな足取りで歩いているため、高校三年生の今、進路選択に際しては自分自身と大学の中身をしっかりと見極めてほしいです。
生徒の将来のため、このような機会を与えてくださった大学関係者の皆様方、ありがとうございました。
*水泳部インターハイは今日の午前中の予選で2種目決勝に進みました。これから、中3を文化祭の発表準備で企業訪問に連れて行くので、結果はまた。
*今日はダンス部も大会に出かけていきました。上位に残っているそうで結果を聞くのが楽しみです。