文化祭パンフレットの表紙・品女卒の女子力って?
文化祭の準備が始まっています。
玄関前に貼ってあった文化祭パンフレットの表紙の候補です。 有志が書いたものに生徒たちが投票し、ここから今年の表紙が選ばれます。 一つしか選ばれないのがもったいないくらいのできなので、あとで本人からデーターをもらって、自分が学校から出すお礼状のカードにしたこともあります。
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体育祭が終わり、新体制で部活が始まり、定期テスト2週間前。
一つ終わるとまた一つ、というより、次へ次へと重なりながら一年があっという間にたっていくので、品女生は本当にいそがしいです。
今は大変だけれど、卒業後、こうしてマルチタスクに耐えた日々の価値が分かる日がきますよ。
このところ、3月に卒業したばかりの子たちが毎日のように顔を出しています。やることびっちりの品女ライフと大学生活のギャップに戸惑っている子も少なくないようです。
「自分からやる子が少なくてノリが合わない」「大学は学校との縁が薄くてさびしい」などとぼやいているので、
「大学3年からは就活だから、1,2年しか好きなことができないって先輩たちがいってたよ。縁が薄かったら濃くなるように自分が貢献したら?」と言ったら、
そばにいた教員曰く、
「校長は、卒業生の自慢が何より楽しみなんだから、なんかやってあげてよ」
卒「じゃあ、首都圏の大学の学祭はみんな品女卒がしきるっていうのは?」
卒「いいねそれ!私、やる」
卒「私もやるから、あとは○○大と△△大と・・・」(と、仲間のいるところを本気で数え出す。)
こういう品女的特徴には困ることも。
卒「品女の子はすぐ大笑いするけど、こうやって笑う人って(手をたたいたり、机をたたいたり、実演)そんなにいないんですね。」
(そうですよ。楽しいのは分かるけど、もうすこし品良くしてよ。って私も?「品女の品は品位の品」になるのはいつのことやら・・・)
「男子がいるのに、目の前の重い荷物を自分がさっさと持ったとき、ああ、私、女子校育ちなんだと実感しました」
このあと、品女生は女子力が足りないという話になり、
ある子が、「私は女子力が高いと言われている」と言うので、ちょっとほっとして、たとえば?と聞いたら、
「新入生の集いで、お互いに名前が分かった方が盛り上がるんじゃないかと思って、百円ショップに寄って、名札とサインペンを用意して、みんなに配ったら、女子力高すぎて怖い!って男子に言われたんです」
・・・それは女子力じゃなくて仕切り力だと思う(-_-)