2008/5/23 金曜日

角川映画・文庫特別講座③

カテゴリー: 28プロジェクト:社会 — 漆 @ 17:41:29

角川とのコラボレーションが進んでいます。先日は、本社へお邪魔して特別講座が行われました。

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到着後、すぐに社内見学です。

 始めて入る出版社の中、エレベーターの中にも本や映画のポスターが貼ってあって、生徒はキョロキョロ大興奮。本の並んでいるコーナーに行くと「本屋さんみたい~!」(本屋さんです)

akgogare.jpgオフィスの中でテキパキと仕事をなさる社員の方をあこがれの目で見つめています。

出版部、営業宣伝部と様々な部署を回らせていただき、一つの本や映画を世に出すまでには色々なお仕事の方の力が必要なのだと教えていただきました。

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次はホールで角川の社員の方、専門家の皆さんからお話を聞きます。

電通のクリエーティブディレクター、CMプランナーの方からもいらしてくださり、広告宣伝についてのお話がありました。今話題のソフトバンクのCMを作っていらっしゃる方です。

本校の生徒が企業コラボでプレゼンしている映像をご覧になったことがあるそうで、「その時の新鮮な目線がすばらしかったので、既にあるいいもののマネをしようとせず、自分がいいと思う感覚を大切にしてほしい」と言っていただきました。
メディアの歴史から、CMの戦略、ソフトバンクのCMの狙いなど、事例映像を交えて様々なお話をしていただき、生徒の目も釘付けでした。
日本で始めてウエブ検索に導くCMを作ったら、通常5千件の問い合わせが10万件になったそうです。「すべて、はじめは実験で、それが成功すると常識になる。頭を使い続けることが必要」という言葉が本校の方針にぴったりだなぁと感じました。

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次に、未来屋書店の副店長さんからお話いただきました。若い女性でポップの名人、『世界の中心で愛を叫ぶ』の手書きポップがポスターになって全国書店に配布されたという方です。

kpoppu.jpgはじめの小さなポップから少しずつ大きなポップに進化していった実物を手にとって見せていただきました。

本屋さんになる前は学校の先生、次に図書館司書をなさっていたそうで、「若い人に本の楽しさを知ってもらいたい」という思いで今のお仕事を選ばれたそうです。生徒のロールモデルとしても素敵な方でした。

 kpurezenn.jpg そして、いよいよ、生徒のプレゼンです。

ウエブ、書店、ポスター・・・それぞれの場面でどう広告宣伝するかのアイディアを語っていきます。

*ウエブ
口コミは確実さに欠けるので「バトン」(次の送り先を指定する方法?)が・・・、映画まで導くQRコードラリーが・・・(おばさんほとんどついて行けませんでしたが、なにやら独創的なアイディア満載であることは理解できました。)


*ポスター
五感に訴え、さわると水の部分がブニュブニュしたり、こするとプールの塩素のにおいが・・・。ポスター全体にカードを貼って、見た人が持って行けるような設計にし、そこに映画のQRコードを・・・。(う~む、どうしてそんなこと思いつくんでしょう)


*書店
実際に行って、動線を調べたところ、こちらの入り口はファミリー層、こちらはビジネスマン層が多かったので、貼るポスターの種類を変えて・・・この店は、客層にターゲットの中高生が少ないので、切り替えて第二ターゲットを対象に・・・夜、外から見たときを想定して照明を・・・ガラス窓とディスプレイを一体化して・・・。(本当によく調べてあるのね)


これらはほんの一部、あふれるようにアイディアが出てきて、プロの方が講評してくださったのですが、「仕事の目で見てしまった。今日は本当にここに来てよかった」「脅威を感じる」とまで言っていただきました。
最後に角川の方から、アイディアのほとんどはすぐできるので、是非実践したいとのお話をいただき、生徒は「毎朝早く起きて頑張ってよかったね!」と大喜びでした。
6月初旬に校内試写会も企画、運営します。子供達の考えたものが形になって社会にでることが楽しみです。