起業家プログラム・コンペ
土曜の放課後は文化祭の飲食企画コンペが行われました。私も4,5年生の保護者会の合間に様子を見に行きました。
去年までは、出店はできるという前提でよりよい条件を求めてのコンペでしたが、今年は昨今の食の安全をめぐる社会状況から飲食企画が絞られるとあって、よりいっそうの緊張感がありました。
今日、廊下に張り出された採点結果を見て、生徒達は興奮気味に様々な反応をしていましたが、悔しい思いも含め、この真剣勝負はきっと将来役に立つことでしょう。
コンペの様子を担当の春日からご紹介します。
昨年の文化祭までは、希望クラスはすべて飲食企画を行うことができましたが、今年度は、昨今、食の安全対策の徹底が大企業でも難しいという社会状況を踏まえ、お客様に安全なものを提供することを最優先に考え、飲食企画を5クラスに限定しています。
企画書提出段階で飲食企画を希望したクラスが6クラスありましたので、それを5クラスにしぼるための飲食企画コンペが行われました。
審査員として経営や飲食関係のお仕事を専門とされる保護者の方が2名、ほかに起業体験プログラムにご協力くださっているNTVP(日本テクノロジーベンチャーパートナーズ)の村口社長はじめ社員の方々、VC(投資家)役の卒業生が見学してくださいました。
どのクラスもそれぞれの個性をだした白熱したコンペとなり、審査員の方からも「志がしっかりしていて、基本的なことができている」とお褒めの言葉をいただきました。
もちろん、まだまだ各クラスつめていかなければいけないところはたくさんありますが、このコンペを経たことで、さらに高めていけることでしょう。
残念ながら1クラス飲食企画ができなくなってしまいますが、非飲食企画で挽回できるので、この経験をいかし、充実した起業体験プログラムにしていってほしいと思います。
次は6月11日にVCから出資金を募るための、4,5年生全クラスが参加する起業体験プレゼンテーションが行われます。