2011/10/3 月曜日

特別講座・薬学セミナー

カテゴリー: 28プロジェクト:社会,授業・学習・進学 — 漆 @ 17:34:37

涼しくなり、もうすっかり秋ですね。各学校、行事のシーズンで、今朝も「代休を利用して」と受験生と保護者の方が通学シミュレーションがてら願書をとりにいらっしゃいました。

受験生もご家族もなにかと大変な時期だと思いますが、入学後の「プライスレスな6年間」をイメージして乗り切ってくださいね。

さて、毎年お邪魔している第一三共株式会社主催、薬学セミナーの様子を担当の石栗から報告します。

私も引率したことがありますが、普段は見せていただけないような研究施設の中を見学させていただき、研究員の方々が働いている様子を拝見しました。

また、女性研究員の方から学生時代のこと、仕事のことなど少人数でお話を伺え、薬学に興味のある生徒にとってはロールモデルに接する機会として大いに刺激になりました。

今の自分が将来の自分にどう繋がっていくのか、その未来がイメージできて、目標ができたとき、生徒の心のスイッチがONになります。

「ガスター10」や「ルル」でおなじみの製薬会社、第一三共株式会社主催の「高校生のための科学・薬学セミナー」に夏休みの8月26日(金)に4、5年の生徒10名と教員4名が参加しました。

毎年行われているこのセミナーでは、最先端の新薬開発に関する講演、新薬開発のための研究所の見学、第一三共株式会社の歴史をしる事の出来る記念館の見学、女性研究員の方々との懇談会などが行われます。企業の研究施設に入ることはなかなか出来ないので、このセミナーはとても貴重な機会になります。

今年の講演では、かゆみのメカニズムと新薬研究について伺いました。若い女性研究員の講演で生徒たちも真剣に聴き入っていました。

続いて少人数のグループに分かれ、若手の女性研究員の方と懇談しました。中学~大学生だった頃のこと、製薬会社に入ったきっかけ、仕事の一日、仕事のやりがい、プライベートとの両立等々、様々なお話しを伺いました。

その後は研究所の見学なのですが、この時点で激しい雨が降ったため、少し雨が弱まるのを待ちました。研究所の敷地が広いため、建物間の移動も外を歩く機会が多いので大丈夫かな・・・と心配をしましたが、しばらくして少し雨が弱まったので無事に研究所の見学も出来ました。学校の理科室とは様子の違う研究室に生徒たちも興味津々、色々な質問をしていました。

最後におみやげをいただきセミナー終了。参加した生徒にとって将来を考える上で、貴重な体験をさせていただきました。

終了後のアンケートの集計では参加者全員が薬学・科学への興味関心が増したようで、とても有意義なイベントでした。
第一三共株式会社の皆様、ありがとうございました。

 

*炭焼職人・原伸介さんから「生き方は山が教えてくれました(かんき出版)」の他、著書を4冊頂きました。
それぞれの本に違うメッセージを頂きました。図書室に入れましたので見てみて下さい。