文芸部 須磨久善先生インタビュー
今日、明日は文化祭準備日、生徒は校内外で汗をかきかきラストスパートです。
文化祭前などに生徒が(いつになく)かしこまった感じで、
「校長先生、いまちょっとよろしいですか?ご相談が・・・」などと近寄ってくると、ちょっとぞくっとします。
きっとまた何か頼まれるんだろうなぁ・・・。
先日も、文芸部の生徒が職員室に来て、
「今年の研究テーマの海堂尊先生の小説のモデルになった須磨久善先生をご紹介いただけないでしょうか?」
と、頼まれました。もうちょっと早く言ってくれるといいんだけど・・・と一瞬、思いましたが、たぶん、これ(8月31日のブログ)を読んだんですね。
NHK、プロジェクトXの中で、最も反響の大きかったのが須磨先生の回、海堂先生の本、『外科医 須磨久善』もテレビ番組になったのでご存じの方も多いと思います。
私がやや青ざめながら「お願いできるような企画書を作って来て」と言うと、すぐに心のこもった手紙を書いてきました。さすが文芸部!
お忙しい方なので、文化祭までに限られた日程では調整が難しいのではと思いましたが、ご快諾くださり、私も一緒に先生のいらっしゃる病院へ。
子ども達のために、バチスタ手術の映像や様々な資料、写真などを用意してくださって、2時間近くお時間をとってくださいました。 |
須磨先生へのインタビューの一部です。アンサーは展示されるので秘密です。
Q.バチスタ手術が規制されていると聞いたのですが
Q.手術の前にしていることはありますか
Q.海堂先生との出会いは?
Q.海堂先生がAiを進めていることについてどう思いますか
Q.バチスタ手術や須磨先生自身をモデルにして小説化されたことについてどう思いますか
Q.須磨先生がモデルになった、桐生という人物と、ご自身が似ていると思う点はありますか
Q.作中では、病気で視界の狭くなった外科医がバチスタ手術を行うシーンがありましたが、それについてどう思いますか
Q.映画「チームバチスタの栄光」「医龍」の監修をなさったとお聞きしましたが、その際のエピソードを教えてください
Q.小説化、映像化によって変わったことはありましたか
Q.最後にメッセージをお願いします
須磨先生、本当にありがとうございました。
生徒達は、インタビューが終わっても興奮さめやらぬ様子で、病院の前から中々立ち去らず、困ったくらいです。
先生が本に書いてくださったメッセージ(図書に入れます)
「Creative mind ! Challenging spirit !」
は、正に本校のミッションにぴったり!私自身も大切にしたい言葉でした。
生徒達には知識だけでなく、ゼロからものを創り出す力と、それを実行する勇気を持った人に育ってほしいです。
さて、ここで終わらないのが品女生。
「実は、今日、このあと海堂さんに会うんだ」と、おっしゃった須磨先生の言葉を聞き逃しませんでした。
おそれ多いからこれ以上のお願いはやめてね、と祈る私の心の声をよそに、キラリと光る生徒達の目・・・。
続きはまた明日。