成人式①二十歳のパーティー
昨日は成人式でした。各地の成人式を終えた後、学校へ新成人の卒業生が続々と集まってきました。今年初めての試みとして、有志が呼びかけて校内でパーティーが企画されていたのです。 総勢130人近くになりました。まさかこんなに集まるとは!この学年は「嵐を呼ぶ学年」と言われたほど元気のよすぎる子揃いで、在学中は本当にハラハラさせられましたが、それだけに学校への愛着も強かったのでしょうね。出身地の岐阜で式を終えて駆けつけた子、留学先のハワイやベネチアからやってきた子もいました。晴れ着姿で勢揃い、本当にきれい!かわいい!そしてすっかり気が利くようになって「先生お席はこちらです」「飲み物は何がいいですか」と何人もが声をかけてきます。
着物、洋服、中にはチマチョゴリの子もいて色とりどり、本当に華やかでした。特に目をひく上品な色柄の着物を見かけるとほとんどが「お母さんのです」と答えます。「もうこういう手の込んだものはなかなか手に入らないのよ」と言うと「大切にして自分の娘にも着せます」
お母様方も数十人ご一緒にいらしていましたが、母から子へとこうして晴れ着を渡せるのは日本の着物ならでは、そして女の子を育てる楽しみの一つでもあるのでしょうね。
中には「帯だけ母に手伝ってもらいましたが、着物は自分で着付けました」という子もいて頼もしいです。
カフェテリアで懇親会の後、吹奏楽部が先輩のためにと体育館で演奏をしてくれました。
その後、グループごと、クラスごと、全体でと記念撮影をしました。
旧担任などで参加した教員も「目の保養になりました」と言っていましたが、卒業生の美しく成長した姿を見て寿命の延びるような一日でした。