2008/1/12 土曜日

教科イチオシ見学会⑦リスーピア

カテゴリー: 28プロジェクト:社会 — 漆 @ 0:05:45

数学科です。引率の野口からのご報告です。

吹き抜けの開放的なエントランスを入ると、まるでモーター展示場のようでした。担当者の挨拶、注意事項の後、会場を移して大気圧の実験を5~6人の班に分かれ行いました。 プラスチックのコップに水をいっぱい入れ、その上にアクリル板、紙、アルミホイル、新聞紙、網などの蓋をして逆さまにしたとき、中の水がどうなるかという実験です。中等部は学校でも理科の実験を頻繁に行っているので、とても慣れた手つきでした。司会者のテンポ良い進行で、生徒の代表と白石先生がアシスタントとなり、大気圧の実験全体のまとめをして、ワークショップは終了となりました。

その後初めの会場に戻り1,2年、3,4年の2グループで、πについてのシアターと個人体験スペースに分かれ、主に数学に関する内容に触れました。

ここでもシアターなど、生徒を飽きさせない工夫がされていました。数学に関する体験ができる施設は数少ないので、生徒の関心も高かったようです。

数学は身近に感じる場面が少ない科目なので、授業でも『なぜ数学を勉強するのですか?』という質問をよく受けます。

それは・・・『受験のため?』・・・いいえ学校で学ぶ全てのものに無駄なものはありません。最終的には全てがつながっているのです。数学もその中のひとつです。
我々はこの施設のように、数学を楽しく身近に体験できる場所がもっと増えることを切に願っています。