2007/12/20 木曜日

総合学習2年 「卒業生の話」

カテゴリー: 卒業生 — 漆 @ 10:52:05

582.jpg2年生は、「卒業生に学ぼう!」と題し、平成8年度卒業生を5人招き、講演をしてもらいました。講堂で一人ひとり仕事の話をしてもらった後、各クラスを回って少人数で質問を受けてもらいました。頼もしく成長した姿を見られて私もうれしかったです。終わった後、「電車で品女の制服姿の子が参考書を読んでいたりすると、重い鞄を持ってあげたくなっちゃう」などと言っていました。
先輩、後輩の繋がりってすてきですね。
以下、学年主任からの報告です。この文章は学年新聞にも掲載予定です。

実際に社会で活躍する女性の代表として、仕事をする上で大切にしていることや仕事をする中で感じたこと、また、中学や高校での学習の大切さや学校での取り組みには率先して参加することが視野を広げることにつながる、聞く耳を持つことが自分を高めることになる、などのお話がありました。

彼女たちの飾らない表現に、子供たちも自然にメモをとりはじめ、「聞き逃すまい」といった雰囲気が伝わってきました。その後各クラスで質疑応答を行いました。「なぜこの仕事を選んだのか。」「やりがいを感じるときは?」などたくさん質問して、10分間を大きく過ぎてしまったクラスもあったくらいです。卒業生からも「とても充実した時間でした。楽しかったです。」といったうれしい言葉を頂きました。

司会や案内等を総合係が担当しましたが、以前と比べると安心して任せることができました。司会の生徒が「とても緊張し、上手く言えなかった。」と言っていましたが、とても立派にできました。各クラスの係のみなさんも自分の役割をしっかりこなし、案内の際も卒業生の方々に気を配っていました。その言動に、とても成長を感じました。

 感想の一部を紹介します。

○コミュニケーションの大切さを深く感じた。
○視野を広く持ち、自分のやりたいことをみつけ頑張ろうと思った。
○分からないことは分からないまましないで、すぐに聞くという話しが勉強に通じると思った。
○中・高で厳しく指導された挨拶や礼儀が今役に立っているという話しを聞いて、社会に出ると役に立つんだと分かった。
○5人の先輩方は皆コミュニケーションや人とのかかわりの大切さを言っていたので、私も今のうちから頑張っていこうと思った。
○仕事をするときと休みのときの切り替えが大切と聞き、私もだらだらせず、切り替えるようにしたいと思った。(学年主任 小野瀬)                        

*昨夜、私はプライベートで、皇居を女性だけで走るイベントに参加したのですが、主催の丸井のスタッフの中に、回りに気を配り明るくテキパキと仕事をする若い女性が。「しっかりしていていい子だなぁ」と思ったら、うちの卒業生。うれしい出会いでした。今日、元担任から生徒だった頃の話を聞きました。担任も「うれしいですね。久しぶりに会いたいです」と言っていました。