2011/8/8 月曜日

文化祭準備 2年生

カテゴリー: 行事 — 漆 @ 17:08:04

また猛暑が戻ってきてしまいましたね。

土曜はインターアクト部のメンバーと代々木にいましたが、古田さんとの対談が終わった直後、学校から連絡が。なんと、北品川~東五反田の一部が停電になってしまったとのこと!

西棟は数分で復旧したものの、東棟が2時間40分停電になり、部活に来ていた生徒、学校見学会のお客様もいらして対応に追われたそうです。

停電が心配される時期に偶然の出来事でしたが、起きてみて分かったこともありましたので、この経験は活かしたいと思います。

さて、2年生が文化祭発表としてiPhoneアプリを作成しています。知人の紹介で今回はテストケースとして特別に参加させていただいています。

これからの時代、子ども達の将来にこうした経験が生きる日がくるかもしれません。
品女キティもそうでしたが、少人数の小さな取り組みが学校の枠を越え、みんなにシェアできるようなものになるといいですね。

創立者が口癖のように「感恩奉仕」と言っていました。

私たちの学校は多くの方に支えられ、いろいろなチャンスをいただいています。それを生徒達を通じて社会に返していきたい。私はいつもそんな思いで動いています。

以下、担任ブログから転載です。

文化祭にてiPhoneアプリを製作しようと企んでいる人たちの講習会の様子をお伝えしなくては。

今回はピスチャー㈱さんにご協力いただいて、そのサマーキャンプ「Life is Tech!」にお邪魔することになりました。

このサマーキャンプは5日間。9:00〜17:00という結構本格的なスケジュール。
いったい何が始まるのか、私もワクワク。
しかも場所はSFC(慶応大学湘南藤沢キャンパス)なのです。

講習会の内容だけでなく、今日本で最先端の学生施設を見学できることも子供たちには大変魅力的な企画です。

当日の朝、湘南台駅をおりると中学生から大学生までの慶応生の波にもまれながら、キャンパスに到着。

受付に付くと用意されたポロシャツを各自好きな色を選んでいただきました。

まず始めに行われたのは、Twitterへの参加。
皆で今思うことをつぶやくと、皆の書いたことがバーっと教室内に設置してあるプロジェクターに反映されます。
こんなコミュニケーションの仕方があるんだぁと子供たちも楽しそう。

同年代の人たちがものすごいスピードでキーボードを叩き、いとも簡単にプログラミングを行っている姿を目の当たりにすると、自分たちの住んでいる世界の狭さに気づかされているようです。

さらにフォローしてくれるメンターは早稲田の政経の大学生の方や、慶応の院生の方で、皆さんすばらしい人たちばかり。
色んな好奇心が刺激されているようです。

まず始めに作ったのは基礎となるアプリケーションの自分時計。
画像を選んで、自分なりに加工して、数字を組み立てて、それをアプリケーションとしてプログラミングをしていきます。

自分の好きな画像を使っていいよ。と言われたら、興奮しながら自分の好きなアイドルやアニメの話をし始める子供たち。
学校では見られない表情でした。
好きなことや趣味があるということはすばらしいことです。
午前中、その簡単なレッスンを受けて、昼食へ。
今日は学食を利用しました。
つかの間の慶応生生活。

お昼を食べ終わると、庭で裸足になってドッチボールや鬼ごっこ。

本当に色んな活動を通じて、子供たちを楽しませてくれるスタッフの皆さん。
皆さん明るくて、オープンで、そして優秀で、非常に気持ちのいい人たち。
子供たちも一瞬でその仲間に入れてもらいました。

午後は午前中にかき集めていた画像をもとに、実際にプログラミングされたコードの中に入れこみました。
大した作業ではありませんが、子供たちにとっては大仕事。
2時間以上かけてひとつのアプリを完成させました。

明日からは実際にプログラミングコードを打ち込んでいくそうです。

どうなることやら。

*明日(9日)テレビ東京『ワールドビジネスサテライト』にてこの模様が放送されます。