2011/8/28 日曜日

大学出張授業(早稲田大学)

カテゴリー: 授業・学習・進学 — 漆 @ 16:43:43

大学教授出張授業のシリーズです。

担当の佐藤から報告です。

大学出張授業(早稲田大学先進理工学部)岡野俊行先生
「目に見える光と目に見えない光、生命の第6感にせまる」

まず、始めに早稲田大学の3つの理工学部についての学部学科紹介をいただきました。
岡野先生が、いらっしゃる電気・情報生命工学科先進理工学部内にあり、東京女子医大と同じ敷地・同じ建物の中にあるそうです。
共同で、同じテーマについて研究することも多くあるそうです。

例えば、人の脳の指示で電気を送り、その指示で動く、義足・義手、センサーが光を感じて、人に、指示を送ることの出来る装置など,さらには目に見えない人に感じることができる光の研究などを医学部との提携をすることで可能な研究をしているそうです。

まずは、人の体には概日リズムがあり、朝の脳の動きと夜の脳の動きには違いがあること。
あまり、に昼夜が逆転しているとホルモンのバランスがくずれるなど、朝起きて夜は寝るというリズムは健康を維持するには必要不可欠なことだということも医学的・科学的にお話ししていただきました。

朝方の勉強の方がよいということは日頃から、自分たちからも生徒達にいっていることですが、専門家の方からも言っていただけると言葉に重みがでてきて,この話をきいた生徒達はみんな朝方に切り替えてくれるのではないかと思えてしまうほどです。

さらには、人には腹時計というものが本当にあるということもお話ししていただきました。
人には第5感+αの力があり、地球の自転とかなり密接な力があるそうです。
その他、スライドを使い、マウスを用いた医療実験の写真もなども見せていただきました。

今日のお話しを聞いて、早稲田大学理工学部が今後、医療工学分野において、日本・世界の最先端を行くと思いました。
大学院進学率も高く、まさに研究一色感を感じました。
是非、品川女子学院から先進理工学部入学者が増え、日本の医療工学を支えるような人がでてくれることを期待したいと思います。