卒業生からの手紙
時々、卒業生から連絡をもらいます。
「就職が決まりました」「結婚しました」「子供が生まれました」「海外から帰国したので遊びに行きます」
元気でそれぞれの道で頑張っている様子が伝わってきてうれしくなります。
先日はガールスカウトの協会で働いている子から手紙をもらい、最後に「教育に携わる仕事をするようになり、品川女子学院を卒業したことは自分の誇りです」と書いてありました。
中には宝塚デビューして舞台の度に写真入りの手紙を送ってくれる子もいます。
少し前ですが、こんな手紙も。(一部略しています)
「入学して10年、卒業後4年、22歳の私には10年の付き合いがある友達というのは本当に宝物と感じるようになりました。
20歳を過ぎた頃から品女友達に声をかけ、お食事会をするようになりました。在学中は女の子特有の仲良しグループがありましたが、はじめに集まったメンバーを見るとバラバラ。幹事としては盛り上がるのか心配しましたが、6年間も共に過ごすと中学のとき一緒だったり、習熟度授業で一緒だったりと昔のグループに関係なく盛り上がれるんです。
会を重ねるごとに少しずつ顔ぶれ増え、再会を楽しんでいます。みんな在学中とくらべて落ち着いたり、化粧をしたりと、そんな変化も面白いですが、やっぱり中身はをんなに変わっていないようです。
すばらしい縁だととても幸せな気持ちでいっぱいです。これからも長くこの縁が続くようにしていこうと思います。」
そして前回の28ホームカミングデーのあとには。
「・・・私は看護師になって本当によかったと思ってます。大学に行って看護師になれたのも品女のおかげだと思っていますし、もっと戻れば学校見学で紫穂子先生に案内してもらったことや、塾で品女を薦められたことだし。学校見学での短パン姿は今でも忘れません。(実は私、この時、バスケ部と練習中。他に案内する人がいなかったんです。この時の小学生は二人とも入学し、二人とも6年皆勤だったんです!縁ですね~)
私は大学院へ通うことになりました。医療の世界でも更に高度な資格が出てきて、それを頑張って取ってみようかと。臨床も7年経験し、今、管理職という立場も勉強中なので、チャンスをもらった気持ちで。
品女時代は冴えない成績でも体力とやる気があれば卒業後に変わることもあるんだぞ~っていう証しですね。
10年ぶりにみんなに会えて本当にうれしかったです。再会してまた会おうってなったり、ありがたい場でした。本当にありがとうございました。これからもずっと品女生にも品女ファミリーにも温かい場であるよう、頑張ってください。よろしくお願いします。品女ファミリーでとても幸せです。」
私宛の手紙ですから、ヨイショもかなりあるとは思いつつ・・・何があっても頑張ろっと!
来年の1月14日には成人した卒業生達が地域の成人式のあと学校に集まってパーティーをするそうです。着物姿が多いのでしょうね。これもまた楽しみです。(この子達も嵐のような学年だったなぁ・・・)
(写真:エントランスのクリスマスツリー。毎年リースのツリーを寄付してくださる方がいらして、フラワーアレンジ部の生徒が色や形を考えています。白は初めてです。)