大学出張授業(東京家政大学)
大学教授出張授業のシリーズです。
担当の二村から報告です。
東京家政大学の森田幸雄先生に、「食の安全と安心」をテーマに講義していただきました。
最近話題になっている食中毒について、以下のような話をしてくださいました。
・牛肉や鶏肉(特にレバー)を生で食す際は注意が必要。
・家庭で作ったティラミスも調理の過程で一度も過熱しないので、注意が必要。
・前日に作ったカレーやシチュー、肉じゃがなどを再加熱せずに食すのは危険。
・すっぽんでも食中毒が起きた事例がある。十分に加熱が必要。
・学校給食は、必ず当日の朝に調理している。
・給食の管理などをする学校栄養士という仕事もある。
・機械や調理器具は清潔にしておく必要がある。機械のねじなどにも菌がついていることがある。
食の安全、安心がいかに大切なのかを知るよいきっかけになったのではないかと思います。 森田先生がTVで食中毒に関するインタビューを受けられた時の映像も見せていただいただき、生徒たちは尊敬のまなざしで見ていました。 「私は馬刺しが大好きなのですが、食べても大丈夫ですか」などの質問もでました。馬肉にはサルモネラ菌などは付いていないので、調理器具と手を清潔に保っていれば大丈夫とされているそうです。
また、栄養士と管理栄養士の違いや、それらの資格を取得するためには大学の授業を欠席できないことなど、大学の様子もお話いただき、生徒たちは刺激を受けていたようです。