2013/7/16 火曜日

グローバル人材フォーラム 

カテゴリー: 28プロジェクト:世界,その他,卒業生 — 漆 @ 19:27:16

今日は暑さが一息つきましたね。高等部は模擬試験、中等部は総合学習を行っています。

3年生は伊藤ハムさんのコラボで試食をしたあと、午後、理研さんのサラダパーティーだったのでおなかパンパン。

さて、自宅学習日に昭和女子大の坂東真理子学長にお声がけで参加したグローバル人材フォーラム。

入り口で、生徒のお母様にばったり。今日のスピーカーのお一人、企業の社長さんがお知り合いだそうです。

終了後、出口で卒業生にばったり。(そういえば、メアリー・ゴードンと文科省に行ったときもレストランで卒業生に会いました。「これ、文化祭にいいんじゃないかと思って」とアイパットで今、自分の担当しているディスプレイを見せてくれました。卒業しても後輩たちのことをいつも考えてくれてるんですね)

話を戻して、昭和女子大。レセプションに移動中、私の知人がこのスピーカーの方と知り合いだと言うので、紹介してもらおうとしたら、

「先生!お顔を見たときそうじゃないかと思ったんです」といわれ・・・。

なんと、卒業生のお父様でした。ということは、入り口で会った在校生のお母様と、この卒業生のお父様はお互い娘が品女ということを知らずにこれまでお仕事をしていらしたってことですね。

small  sinajyo  world !

しかも、その日はちょうど結婚して地方に住んでいるその卒業生が品女の友達の出産祝いで里帰りしていたそうで、夜、私と会った話をしたら驚いていたそうです。

読んでいるうちにこんがらかって来ました?では、フォーラムの中身の話へ。印象に残った話を箇条書きにしてシェアします。

・日本企業の海外法人は5年間で20%増加している。(つまり、日本国内の企業に就職したつもりでも今後は海外が仕事場という可能性がさらに広がるということですね)

・アサヒグループでは、公募メンバーを海外に派遣、育成するグローバルチャレンジャープログラムを行っている。(英語ができてチャレンジ精神があるとチャンスが広がりますね)

・男女の就業格差が縮まれば、日本のGDPが大幅増加、ダイバーシティーは企業の収益性にも関係する。世界的には女性の就業率が上がると出生率が上がるというデーターがある。

フォーラム全体で何度も耳にしたのは、

・これからは地球規模で物事を考える時代(多様な文化、宗教、民族の価値観を理解する共感力が必要)

・性別年令国籍を問わず、実力のある人材がのぞまれる時代(ライバルは世界にいるということ)

・日本女性の社会進出には夫婦間の家事分担がマスト(女性はパートナー選びを間違えないこと)

・日本人には自国の文化理解と論理的なプレゼン力が足りない

自分は日本から出ないから関係ないと思っていても、どんどんグローバル化の波は押し寄せてきています。

先日も、ある起業家と話していたら、「英語がきらいで、英語を使わずに大学入試をやりすごそうと推薦で入ったら、仕事で英語を使わざるを得なくなってきて、今、本当に苦労している」と言っていました。

英語はできて当たり前。プレゼン力、論理的思考力、共感力、そして、世界の人と話ができるような教養を身につけなくてはなりません。品女で過ごす6年間、生徒達が将来、世界に貢献できる人になる土台を築けるよう、より多くの情報と体験を生徒に提供していきたいです。