2013/7/17 水曜日

究極の部活と勉強の両立 

カテゴリー: クラブ,卒業生 — 漆 @ 18:46:34

今日は高等部で17の大学から先生にお越しいただき出張授業を、28の大学から入試担当者の方にお越しいただき説明会を行いました。大学説明会には担当者の中に卒業生の顔があって、うれしかったです。この様子はまた個別に。

昨日、理事長のところに卒業生が遊びに来ました。

二人とも元フィギュアスケート選手です。
加藤雅子さん(右)と岩間三恵さん(左)です。

加藤さんはサラエボオリンピックで伊藤みどりさんを押さえて、日本代表となりました。(今も西棟体育館の横に写真が飾ってあります)

今となっては思い出話ですが、オリンピックに選ばれたのが高3の冬だったので、

「受験があるので選手団の皆さんと一緒には行かれません」と言って、

「君は受験とオリンピックとどっちが大切だと思っているんだ!」と叱られたそうです。(当時は選手全員が一緒に行くのが当たり前だったそうです)

それでもなんとか受験を許してもらい、明治大学に合格し、サラエボに出かけました。今は大学の教員です。

「あのとき受験を諦めていたら、今の仕事には就けてなかった」と言っていました。究極の「部活と勉強の両立」ですね。

岩間さんは法政大学卒業後、アメリカのディズニー・オン・アイスやヨーロッパのホリデー・オン・アイスで活躍しました。リトルマーメイドなどに出演。プリンシパル(主役)もつとめたそうです。

今は、子供にスケートを教える仕事をしています。子供とおやごさんとのコミュニケーションの話になりました。上達するためには苦しい努力も必要なこと、伸びる子供の親の共通点は「見守る」姿勢、等々、勉強もスポーツも同じだなぁと感じました。

2人とも好きなことを仕事にしていてキラキラしていました。

「本番前に緊張してお腹が痛くなるようなとき、トップアスリートはどうしてるの?」と聞くと、「場数ですね。『10年一選手』と言って10年くらいやっているとだんだん慣れてきます」とのこと。これも参考になりました。

*今年、剣道部の部員が四倍になりました!(これまで何人だったは・・・)品川ファミリーのみなさん、もし、使えそうな防具がご自宅に眠っていたら寄付していただけると助かります。顧問の安藤まで。

*ポスター制作特別講座の報告をまとめた「NettyLandかわら版 2013年7・8月号」がネットに掲載されました。

*藤田勝利様より御著書「ドラッカー・スクールで学んだ本当のマネジメント」をいただきました。 図書室に入れておきます。