デザイン思考 ②
今日は中等部は総合学習の日。それぞれの様子はまた後日お知らせしますね。
生徒会誌の続きです。
*イノベーションを起こす
最近よく聞く言葉でもある「イノベーション」。 イノベーションとはそれまでのモノ、仕組みなどに対して、全く新しい技術や考え方を取り入れて新たな価値を生み出し、社会的に大きな変化を起こすことを指します。(Wikipediaから引用) このとても難しそうなイノベーションを実践してみました。 例に出されたのは容器が潰せることで有名なペットボトル飲料水。 この商品をよりよくする、イノベーションを起こすにはどうすればいいかというお題でした。 身近なものを注意深く観察することから、既存のモノに新たに価値をつけられることを学びました。
*坂井教授の授業
中間試験後の六月一日に坂井教授がいらっしゃって、授業をしていただきました。
すごい先生が来ると緊張していた私たちでしたが、すぐに坂井教授のペースに飲み込まれていきました。 坂井教授が投げたボールをキャッチしたり、ラバーバンドをみんなで教授にあてたりと、とても変わった授業でした。 アイスブレイクを挟みながらしてくださったお話は「デザインとはなにか」というもの。 初めて聞く内容で難しい部分もありましたが、ただ外装を変えるだけがデザインなのではないということを知りました。
*自己発見講座
最初の授業ではまず、学生の方々が自分についてのプレゼンテーションをしてくださいました。 学生でありながら活躍をしている人が中高で起こしたアクションを聞いて、自分の将来について考えた人も少なくないのではないでしょうか。 自分についてワークシートに書く作業は、自分の個性や社会とのつながり知るとても貴重な体験になりました。 このワークシートと同じ内容をFacebookに任意で投稿して、優秀だった五人がなんとラジオ(学生の一人である草野絵美さんが企画運営をしていらっしゃった)に出演させていただきました。 私も参加させていただいたのですが、もちろんラジオ出演は初めてでとても貴重な体験となりました!
*文化祭テーマ決め、そして最後の授業
各クラス、授業内容を生かし文化祭のテーマを決めていきます。 学生の方も手伝ってくださったのですが、「評価軸を二本作って四象限で考える」という的確なアドバイスをいただき決定しました。 最終授業ではクラスの代表班が、一学期間学んだことを交えてクラステーマを発表しました。 坂井教授の前でのプレゼンテーションは緊張しましたが、それぞれ個性があるプレゼンテーションをすることができたのではないでしょうか。 その後は坂井先生に、デザインの歴史を教わりました。 デザインの歴史はまだ浅く、百六十年ほどだという事実に驚きを隠せず「短い!」と声に出す生徒もいました。 デザインと産業革命のお話は、社会の授業で習ったものとは全く違う視点で産業革命について考えさせられました。