2011/11/7 月曜日

期末テスト一ヶ月前!

カテゴリー: その他,授業・学習・進学 — 漆 @ 17:22:06

今日は秋晴れの過ごしやすい日です。

中間テストが返却されたと思ったら、一月後には期末テストです。マルチタスクの品女ですが、ここは勉強に集中できる時期です。

どこをどのように間違えたか、どうしたら改善できるか、今、しっかりと分析して一月後に備えれば、飛躍のきっかけをつかめるかもしれません。

私は高校生のとき、数学がテスト中に手が震えるほど苦手でした。教科選択のミスで理系クラスに入ってしまったため(本校だったら考えられないことですが、徹底して生徒任せ、自己責任の公立校だったので)、
授業に全くついていけず、なぜクラスメートが理解できるかも理解できないくらいでした。

しかも、数学の授業は100分だったので、一回に10ページくらい進みます。予習が前提で授業が進むので、ハードな部活が終わって家に帰ってすぐ予習を始めても間に合わず、明け方に鳥がチュンチュン鳴き始めたときには涙がツーッと頬をつたいました。

(英語も古典も予習前提なので重なるともう地獄。漢文なんて教科書持ち込み禁止で、白文を筆でマス目のノートにすべて写していかなきゃならないんです)

数学の授業では毎回一人2問くらい当たるのですが、どの問題が自分にくるか予測不可能、できないと立たされてクラッとするくらい怒られました。

試験の日は学校を休みたくなるほどでしたが、高3での選択科目を決める時期になったとき、ふと、
「私は文系だからいいや」と、できないものから逃げてしまうとトラウマになるかも・・・と思い直し、ある単元で数学に的を絞って徹底的に計画的に勉強し、定期テストに備えてみました。

その結果、人並みの点数がとれたのです。そして、「やればできるけど、私は人より時間がかかる」という結論を得て、消去法でなく、進路を決めることができました。

個人的なエピソードからいきなり話が大きくなりますが、世界の子供の中で、日本の私学に通っている品女生は試練に恵まれない生活をしています。

そんな中で、多少のプレッシャーのかかるテストは、自分を鍛えるチャンスとも言えます。

目標を持ち、自分を知り、計画を立て、チャレンジし、結果を分析して次の行動につなげる。そんな経験をテストを利用してしておけばきっと他のことにも応用できるはずです。

テストが返ってきて喜びと悲しみの気持ちがフレッシュな今、次のテストまでちょうど一ヶ月の今、行事が一段落している今こそ、チャレンジしてください!

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