校長日記

2009/9/15 火曜日

カテゴリー: 授業・学習・進学 — 漆 @ 16:18:13

現在、５年生の保健の授業授業では、「思春期と健康」というテーマで男性、女性それぞれの身体の仕組みを学んでいます。成長期のこの時期は身体の土台を作る時期でもあり、正しい知識を得て生活に気を配ることは現在だけでなく、将来の健康にもつながります。

昨日は、ユニ・チャーム株式会社からゲストにおこしいただきました。生理用品担当者の女性社員おひとり、男性社員おひとりがいらっしゃいました。

男性社員の方は本日発売の新製品のご担当だそうで、生徒は少し驚いた様子。社員の半分は男性だそうです。昨今、男性しかいなかった分野の仕事に女性の進出が目立ってきましたが、逆の場合もあるんですね。将来の男性とのパートナーシップを考える上でもいい刺激でした。

働く女性の支持が高い製品の特徴についても説明がありました。生理用品は女性にとっては欠かせないものですが、相談したくても普段は人に聞く機会が少ないため、どんどん質問が出ました。ご説明がざっくばらんで楽しく、生徒も、のびのびと質問ができたようです。

２８プロジェクトの「28歳」は女性のワークライフバランスから考えた数字です。日本女性の平均第一子出産年齢と、長く仕事を続けていくための専門性を身につける学びの期間を考慮したものです。

男性と女性は身体の仕組みが違い、生徒達には将来出産の可能性があります。そのために女性特有の身体の負担も抱えます。こういった授業を通して、それに備える知識を持つことは、将来仕事をしていく上できっと彼女たちをサポートしてくれることと思います。