2011/4/5 火曜日

[中2特別講座]第1回

カテゴリー: 28プロジェクト:社会,授業・学習・進学 — 漆 @ 14:32:50

2年生で行なった特別講座の様子を北原からご報告します。

2月15・22・24日の3回にわたり、中学二年生の希望者16名を対象に、特別講座が行われました。テーマは『ルークの冒険~発想力を高めるカタチの不思議~』です。普段目にしている物のカタチに注目し、物事の本質を発見・探求する方法を学びました。
担当していただいたのは、三谷宏治先生(K.I.T虎ノ門大学院 教授)、日頃、社会人の方を教えていらっしゃる先生です。

第1回目は、紙コップのヒミツを探りました。

はじめに、さまざまな写真や図を見て色や形の不思議に触れ、生徒も教員も、色の不思議にすっかりだまされてしまいます

様々な事例をもとに、人はヒューリスティック・バイアス(:合理的でなく、自分に都合のよい情報から物事を判断すること。)に惑わされやすいので、視覚で騙されないために、目で見て直感で判断するのではなく、「疑わしきは、ハカれ!」と教えていただきます。

続いて、紙コップのヒミツを調べていきます。
そもそも、なぜ紙コップのカタチは円柱なのか、という疑問の理由を探っていくと、人間の手の形によるものだと気づきます。「トップカール(:飲み口の丸くなっている部分をこう呼ぶそうです。)は何のためにあるのか?あげ底になっているのはなぜ?」

こういった疑問の答えを探るため、対照実験(:比べたいこと以外の条件をそろえて行う実験)を行って、紙コップのヒミツにたどりつきます。

三谷先生のお話のスピード感、色やカタチのフシギに圧倒されつつ、発見の多い時間を過ごすことができました。
以下、生徒の感想を一部ご紹介します。
「何事にも興味を持つだけでなく『なぜ?』を忘れず、自ら動くことが大切。これが発想にもつながっていくことがよくわかりました。」
「何気なく使っているものにも深い歴史があることにおどろきました。」
「自分の知識がだまされるもとになっていたのがショックだった。これから紙コップを見たらぞんざいに扱えないなぁ…と思った。」