2011/2/15 火曜日

入学予定者登校日 ⑲教科イチオシ見学会【リスーピア】

カテゴリー: 28プロジェクト:社会,その他,受験生 — 漆 @ 18:58:12

昨日お話しした生徒達の手作りお菓子はこんな感じ。さすが品女生。バラをモチーフにしたものも。

さて、先週の11日は入学予定者登校日でした。入学までのこと、入学後のこと、品川ファミリーとしてお迎えするためのガイダンスを行ないました。

入学式までに2ヶ月あるので、せっかく身についた勉強習慣を大切にしてほしいと、各教科の説明にも熱が入ります。宿題を見てちょっと引き気味のお子さん達。

私からは入学前に一つだけお願いとして、朝、会ったら「おはようございます」と声に出して言えるようにしてきてくださいとお伝えしました。

「え、そんなこと?幼稚園じゃあるまいし」と思われるかもしれませんが、だんだんとそういうことが照れくさくなる年齢でもあります。

コミュニケーションの第一歩は挨拶から。小さな当たり前のことが実はとても大切です。初めて会う人が多いでしょう。お互いに笑顔と言葉を交わし、6年間のスタートを気持ちよく切ってほしいと思っています。

そして、緊張モードが一変、拍手がわいたのは生徒会の子達による品女ライフの紹介です。1日の生活、行事、部活などパワーポイントや動画を使って楽しく紹介していきます。

「品女生の鞄の中味」は私も興味津々、何が出てくるかドキドキしましたが、みんな勉強道具をいろいろ工夫してるんですね。

週4日の部活に入っている子が40%というのも、実は知りませんでした。(来年からは私の挨拶から全部、生徒に任せたい感じ)

入学式で新しい制服に身を包んだ元気な笑顔に会えること、楽しみにしています。

教科イチ押し、数学科の田中からの報告です。

中学生35人と一緒に“理数体感ミュージアム”リスーピアに行ってきました。当日はJR横須賀線の大幅遅延のために1年生2名の到着が10分程遅くなってしまいましたが、きちんと連絡を取り合うことができて無事に合流できました。

さて、今回のウェルカムワークショップは昨年度の算数パズルではなく、『ぶつかる とび出す!エネルギーの法則』という今年新たに企画されたものでした。
“物が落ちる速さはその大きさや重さに関係なくすべて同じ”・・・なんとなく知っていることであっても実際に確かめたことのなかった生徒にとって目の前で行われる実験はやはり新鮮だったようです。『一度テレビで見たことがある内容だったけど、実際に見るのと全然違ってとても印象に残りました。』(1年生)
バランスボール(同じ大きさの鉄球が5個お互いに接するようにぶら下がっている振子、“ニュートンの揺りかご”(Newton’scradle)が正式名称?)を用いた実験も面白かったようです。端の振子を持ち上げて離すと直接ぶつかったわけではない反対側の端の玉が振れる・・・ということだけでもちょっとした“驚き”を感じているようでしたが、これだけにとどまらず、端の1個だけ大きくなっているものや小さくなっているもの、さらには1個だけ材質の異なるものを特別に用意して、振子がどんなふうに動くのかを予想させながら実験を行っていた。『素材によるエネルギーの受け方のちがいやエネルギーの移動のことが学べた。』(1年生)
ワークショップのあとはディスカバリーフロア内の自由見学でした。以下に生徒の感想を載せておきます。『素数ゼミ・・・自然の世界にも数学が存在することを知ってすごく興味がわいた』(1年生)『円周率の数字の中に1から9までのすべての数字が入っててすごかった』(1年生)『素数ホッケー(次々と迫ってくる数のうち素数でないものを打ち返すアトラクション。瞬時に素数かどうかを判断するのは結構難しい)・・・2人用でのポイントが2位にランクインして楽しかった。』(1年生)・・・この二人の計算力はかなりのものです。(引率者注)
最後に・・・『とても楽しく学ぶことができた。いつも苦手意識のある数学だけれど、また、行ってみたいと思った。』(2年生)『遊び感覚で理数が学べたのでよかった。理数がもっと好きになれた気がします。初めて知ったことや分かったことがたくさんあってよかった。不思議がたくさんあって面白かった。また行きたいと思った』(3年生)リスーピアはワークショップ以外なら個人でも大丈夫です。今回別の施設に行ったみなさんも機会を見つけて是非行ってみてください。理数がもっと好きになりますよ。